日本のアップルアカウントから海外アカウントへのデータ移行

Appleが著作権などの権利を持ってるもの（アプリ、曲など）は別のApple IDに移すことはできません。その他の自分で作ったデータ（写真、連絡先、メモ、キーチェーンなど）などは移せます。新端末に、一旦、前のApple IDを設定して全てのデータを新端末に取り込み、メモはiCloudから「このiPhone内」に移動しておきます。もし、iCloud写真を使ってるなら、すべての写真をiPhoneに移した上で、iCloud写真はオフにします。こうしてからサインアウトします。前のApple IDからサインアウトする時にはすべてのコンテンツを消去しないようにします。その上で、新Apple IDを設定します。これで、自分が作成したものは新しいApple IDにしても残りませんか？

macをお使いなら、自分の作成したものはそれぞれのデータとしてmacにバックアップして置いても良いです。これなら、新Apple IDを設定したiPhoneにmac内のバックアップをあげてやるだけでとてもわかりやすいです。

もし、アプリや曲なども残ったら、新しいApple IDのiCloudにバックアップして、端末側を初期化、バックアップを戻せばアプリや曲は前のApple IDで購入したものなので戻りませんので、消すことができます。残したままにしてると、アップデートのたびに前のApple IDのパスワードを入力しろとか言われて厄介です。

連絡先を移すことに関してですが、連絡先は違うApple IDにすれば消えてしまいます。それで、別のところに保存して、新しい環境でそれを見えるようにする必要があります。macの連絡先を利用すれば簡単ですが、iPhoneだけでもできます。

日本のApple IDの状態で連絡先が見える時に、リストの最上位（iCloudの全て）にします。このiCloudの全てを長押しすると書き出すが出てきますので、これをタップ。ファイルに保存にして、iPhone内のダウンロードにでも保存します。こうすると連絡先のデータの全てがデータベースファイルとして（デフォルトでは）電子名刺という名前で保存できます。こうしておけば、新しいApple IDに設定してもこのファイルはそのまま残ります。

そこで、新しいApple IDにサインインした後で、この電子名刺をタップすると最初の項目の中身が表示されます。左下の共有のアイコン（☐に上向矢印）をタップすると、中に連絡先が出て来ますので、これを選択。すると、連絡先に前のApple IDの時のものが全て表示されます。

基本的にできません。

Apple IDで購入したものは再購入、ダウンロードしたものは再ダウンロードになります。

あとはiCloud上のデータに関してですね。

一旦日本のApple IDで使用していたiCloud上のデータを全て別の場所に保管し、海外で使用するApple IDで使用するiCloudに移行することになります。

こういう時代ですから、アップルがもう少し気を遣って考えてほしいのですがね

Apple IDって1人ひとつが原則なのですよ。

Apple IDが変われば別人として扱われます。

セキュリティ的にはしょうがないかなぁ。

ちなみにAppleへの要望はこちらへ。

製品フィードバック - Apple（日本）