ディスクユーティリティからmacを工場出荷状態にできない

ディスクユーティリティでディスクを消去する際には、ディスク本体を選択して消去としておけば良いです。こうすればMacintosh HDが作成され、インストール先にできます。Macintosh HD - Dataはインストーラが自動で作成しますので、オペレータが作成する必要はありません。下手に作成すると、Macintosh HD - Dataが2つできてしまい、トラブルの原因になりかねません。macosのバージョンによっては、インストール時に見えないけど他のボリュームもいっぱい作成されます。Macintosh HD - Dataはそういうボリュームの一つと思っておく方が良いです。

high sierraのインターネット復元はうまくいかないという書き込みが多数あります。通常のcommand + rで復元しても、macosの再インストールではインストーラ本体をApple社のサーバからダウンロードしますので、インターネット復元と変わりません。しかし、このような場合でも、フルサイズ（6GB前後ある）のhigh sierraのインストーラアプリをダウンロードしてusbインストーラを作成して、それで立ち上げてインストールすればうまくゆきます。でも、high sierraのインストーラアプリはフルサイズでなかなかうまくダウンロードできないようです。high sierraより上位バージョンのmacosのmacならうまくダウンロードできるようです。ただ、ダウンロードできるmacはhigh sierraをインストール可能なものに限られます。

macbook pro 2017とかなら、無理にhigh sierraをインストールする必要もありませんので、big surとかmontereyとかをインストールしても良いのでは？それならインターネット復元でもうまくいきます。どうしてもhigh sierraにしたいなら、一旦、big sur、montereyなどにしてから、high sierraのフルサイズのインストーラアプリをダウンロードしてusbインストーラを作成すればできるのではないかと思います。