探すアプリに身に覚えなのないデバイスが出現する
2024年5月に探すアプリを見て気がついた。
見知らぬ日本人女性の名前のついた「xx xxxのiMac」というデバイスが表示されている。
そのすぐ下には「位置情報が見つかりません」という表示も。
いつ見ても位置情報は出てこず。
過去にこの名の女性は存じ上げない。
近隣にそのような人物の在住もない。
また、数十年前にiMacを所持していたことはあるが、現在はiMacは所持していない。
以前、所有していたiMacは自身でHDを取り外した上で廃棄しているので、中古を流用たことでのトラブルでもない。
設定にあるiCloudの画面のデバイス一覧には出てこない。
自身が所持しているどのデバイスでみても同様の状態。
アップルサポートへ連絡したところ、以下の作業を依頼される。
自身のすべてのデバイスをiCloudからサインアウトする
自身のすべてのデバイスが、設定や探すアプリに表示されていないことを確認
iCloudのパスワードを変更
見知らぬデバイスを探すアプリから削除(消去と削除があるが、削除を実施)
自身のすべてのデバイスでiCloudに再ログイン
設定や探すアプリでのデバイスの表示が、自身のものだけであることを確認
見知らぬデバイスがない状態のスクリーンショットを撮っておく
結構な手間です、これ。
夜にこの作業し、翌朝確認すると、再び同じ見知らぬデバイスが再出現していた。
念の為、もう一度、同じ手順かつ、iCloudのパスワードをより複雑なもの(英、数、特殊文字で11桁)に変更するも再び出現。
スクリーンショットを撮り、アップルサポートへ連携。
ここまでが2024年6月中旬。
2024年6月最終週に入ってアップルサポートから回答がないので状況の確認のためアップルサポートへ問い合わせ。
苦戦中の模様。
アップルサポートのフロントでは解決できないので、バックヤードのエンジニアが調査しているとこと。
2024年7月3日アップルサポートより連絡あり。
1原因がわからず、調査中。
2昔使っていたiMacが要因ではないか。
3このまま使っても問題ない。
4嫌なら別のiCloudのアカウントを作成して切り替え
とのこと。
当方の見解は、
「先に説明した通り、過去に使っていたiMacが要因かも、というのはあり得ない。
もしそうだとしても、探すアプリから削除し、iCloudのパスワード変更すれば再現できないはず。
原因もわからないのに何を持って”問題ない”と言えるのか疑問。
それでもいいが、問題があった場合の担保はあるのか。
iCloudのアカウント再作成も、同様に、再設定の労力、データの乗せ替え、過去のミュージックなどコンテンツの購入履歴の消失など
それなりに手間も問題もあるのに、原因もわからないままユーザーが対応しなければならないのか。」
アップルサポートのフロントは、「おっしゃる通り」とのこと。
再度、エンジニアにその旨伝えるが、その返信は2週間後とのこと。
現時点では、セキュリティリスクは比較的少ない気もするが、2ヶ月たっても解決できないのはメーカーとしていかがなものか。
しかも問題意識が低いのか、かなりのんびりした対応である。
さらに苦戦もわかるが、幕引きの仕方がかなり乱暴ではないか。