Mac - OS X El Capitan で macOS Big Sur までアップデートするとリスクがあるか

el capitanではうまく閲覧できないサイトもあるのでは？

暗号化技術はどんどん進化してます。古いosでは対応できなくなってゆくばかりです。

macOSを最新（といってもbig surではだいぶ古いですけど）にするリスクより、世の中のwebサイトが進化して対応できないリスクの方が大きいと思います。

macbook pro 2015では、すでに最新のセキュリティ技術には対応できません。もし、外部に漏れて困るような情報を扱うには大きなリスクです。

macは適切にアップデートして使ってないと、本来使える寿命が短くなってしまいます。せっかく高いお金払って購入して、一定の期間は無料で最新のアップデートが利用できるのにそれを利用しないのは大きな損失です。

アップデートすると何かリスクがあるものなのでしょうか。

使えなくなる、故障する可能性があるなど…

macOS 10.15 Catalina以降は、32bitのアプリケーションが動作しません。

よって、もし、お使いのアプリケーションのバージョンが古い場合は、macOS 10.14 Mojaveまでに留めた方が良い場合もあります。

すべて64bitに対応しているアプリを使用しているなら、macOS 11 BigSurにした方が良いですが、BigSurにアップグレードしても、既に、セキュリティアップデートは提供されていないサポート外の状態なので、セキュリティ的には、正直、BigSurでもMojaveでも同じかと。

(BigSurは、昨年9月のセキュリティアップデートでサポート終了)

アップデートをしなくても、Google Chromeがインストールできていれば問題なくネット環境は使えるのでしょうか。

そもそも、現在、GoogleChromeの最新版は、macOS 11 BigSur以降じゃないと使えません。

でも、Chromeが最新の状態でも、macOSにセキュリティアップデートがされていない状態で、潜在的なセキュリティの穴が放置されていれば、意味がないです。

どうしても古いバージョンのOSを使い続けるなら、そのあたりの覚悟をした上で、最新の注意をはらって運用するしかありません。

もしくは、そろそろ、Macの買い替えの検討を。

　横から失礼いたします。

　MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) の 最終対応OSはmacOS Montereyのようですね（Big Surより1世代新しい）。

　MacBook Pro のモデルを識別する - Apple サポート (日本)

　先日、macOS Sequoiaがリリースされましたが、同時に、Montereyが現行OSの3世代前のOSになったことで、Big Sur同様セキュリティアップデートの新規分の提供は終了となったと思います。

　2024年7月29日にセキュリティアップデート（macOS Monterey 12.7.6）がリリースされたのが最終になるようです。

　macOS Monterey 12.7.6 のセキュリティコンテンツについて - Apple サポート (日本)

　最終対応OS（macOS Monterey）までアップグレードしても、セキュリティホールが今後修正されないという点は同じなので、粕谷　明 さん、はに さん のご説明のとおりではあります。