macOSインストールの起動ディスクが表示されない場合の対処方法について

そんな状態では、ディスクを初期化する必要がありますので、消さずに復旧というのは無理です。

やるとしたら、外付けssdでも用意してそちらにmacOSをインストールして、そちらで立ち上げ、中身の救出を試みるでしょうか。外付けで立ち上げた場合、内蔵ディスクが正常に見えれば、少なくともmacOS部分のバックアップは取れます。Windows機があるなら、macbook proをターゲットディスクモードで立ち上げて、Windows機に繋げば中身が見えるかもしれません。中身が見えれば中のファイルを取り出せます。ただ、macbook pro 2017だと、windows機側にthunderbolt3ポートが付いてないと出来ません。

ターゲットディスクモード - Apple サポート (日本)

このサポート記事にはhigh sierra以上しかありません。sierraでも基本的には同じようにできると思います。

ただ、ターゲットディスクモードが2台のmac間でしか使えないならごめんなさい。

いずれにしろ、何らかの方法で、中身を取り出してから内蔵ディスクを完全に消去して、まず、macOSをクリーンインストール。それからbootcampでwindowsをインストールという段取りでしか出来ないと思います。

macOSのインストールも、現在では、インターネット復元ではsierraのインストールは必ず途中で失敗するようですから、どうしてもsierraに戻したいなら、sierraのUSBインストーラを作成してから行う必要があります。でもそれにはきちんと動くmacが必要です。ということで、他にmacがないのなら、まずventuraをインストールして、そのventuraでsierraのusbインストーラを作成して、また完全にディスクを初期化してからsierraをインストールするという手しか使えません。もう一つの問題は、Appleが公開してるusbインストーラの作成法では、現在入手できるsierraのインストールアプリからusbインストーラを作成できませんので、インターネットを検索して対応するしかありません。

windows側をそのままにして、macの方だけ再インストールというのは、現状では不可能と思います。macをインストールすれば、bootcampのブート部分は壊れてしまいますので、起動しなくなります。

なんかよく分からない状態ですけど、とりあえず中身を何とかできそうならよかったです。

中身を取り出せたら、内蔵ディスクをきちんとすればまだ当分は使えると思います。

防げたかどうかは分かりませんが、sierraのままだったということは、相当長期間ほとんどメンテナンスらしいことをしてなかったのでは？アップデートが出るたびにアップデートしてれば、再起動もするでしょうし、たまにはセーフモードで立ち上げたりすることもあるでしょうから、そういうことにはなりにくいとは思います。macは適宜アップデートして使う方が長く使えますし、新しいmacOSバージョンの新機能も楽しめます。sierraのままでは、今だと元に戻すのはかなり困難です。それなりにアップデートしてventuraにしてれば、元の状態に戻すのは簡単です。

バックアップもないというのは非常に痛いです。最悪macbook proの中のものは取り出せない覚悟も必要です。

>※GUIDパーティションテーブル方式が使用されていません。とのメッセージ

それは復旧ユーティリティのディスクユーティリティで、表示をすべてのデバイスを表示にして、外付けUSB本体を選択、消去として初期化すれば（名前：Macintosh HD（外付けなら英数字の別の名前にしておく方が良いかも）、フォーマット：APFS、方式：GUIDパーティションマップとして消去ボタンをクリック）インストール先に出てくるようになります。

でも、普通のUSBでは遅くて、venturaをインストールできるかどうかも定かではありません（たとえインストールできても、起動しない確率は非常に大きいと思います）ので、きちんとした外付けSSDを用意されることをお勧めします。macbook pro 2017なら、少し高価（といっても以前よりははるかにこなれた価格になってます）ですが、thunderbolt3接続（40Gbps）のSSDが一番問題は起こりません。USB3.1 gen2（10Gbps）でも良いかもしれませんが、時々はトラブルに遭遇するかもしれません。