iMacの初期化ではデータは完全に消えないのでしょうか？

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macOS復旧から起動し、ディスクユーティリティで消去した段階では、データを格納している場所の目次部分を削除しているだけで、データ本体は見えなくなっているだけですから、厳密に言えば、確かに「データは完全に消えていません」は、正しいです。

ただ、そのあと、macOS復旧からmacOSをインストールしてしまえば、新たに目次部分が上書きされて、インストールした城域は上書きされてしまうので、完全なデータ復元は、その時点以降は、不可能になります。

また、はにさんがお書きのように、複数回の消去を実行すれば、ストレージの全領域に「0」を書き込んで消去しますので、データ復元は完全に不可能になります。

専用の消去ソフトを使う必要はありません。

問題のiMacはHDDとSSDを内蔵するFusionDriveのマシンですね。

montereyなら、apfsになってますので、filevaultをオンにして初期化するだけで十分です。

FusionDriveのマシンなので、ディスク上のデータは（カタログも含めて）全て暗号化されてます。なので、初期化すれば他者が読み取ることは全く不可能です。

もともとディスク上のデータそのものが全て擬似乱数化（暗号化）されてますので、わざわざ乱数書き込みをする必要はありません。

＞初期化などをする前にiCloudなどからログアウトしておく必要

サインアウトしておくほうが良いです。

粕谷さんご紹介のサポート記事の「すべてのコンテンツと設定を消去」を利用できない場合に従えば良いです。

iMac 2015だと、普通にディスクを消去して初期化では、非常に厳密な基準では、元のデータは完全には消えてないことになるかもしれません。

ただ、APFSでフォーマットされたディスクなら、ディスク上のデータそのものが暗号化されてますので、初期化すれば元のデータを読み出すことはできません。元のデータを復元するには、初期化前に設定されてたAppleアカウントとそのパスワード、ログインパスワードが必要ですが、それは不可能です。

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気になるなら、macOS Sequoia 15.2以下なら、ディスクユーティリティに乱数を何度か書き込んで消去という方法が用意されてます。この方法で消去すれば厳密な基準でも消えたとできます（データの復元は不可能です）。乱数を書き込む回数は設定できますけど、あまり多数回書き込むようにすると消去に非常に時間がかかることになります。2回ほど書き込めば、ま、十分なのでは（それでも数時間から1日ぐらいはかかるかもしれません）？