家族で共有していた Apple Account を分け、写真と連絡先の共有だけ維持する手順

家族で1つの Apple Account を共有していたところ、片方が新しく

Apple Watch を購入したときに、そのウォッチにもう一方の健康・運動・

睡眠データが表示され続けるという問題に直面しました。


Apple サポートに相談したところ「別の Apple Account を作る必要が

ある」と案内されましたが、では 1.9TB ある写真や連絡先の共有は

どうなるのか、という肝心な部分の説明は得られませんでした。


公式ドキュメントにも「アカウントを分けつつ共有は維持する」という

一連の手順はまとまっていません。そこで自分で調べながら実際に作業し、

無事に完了しましたので、同じ状況の方の役に立てばと思い、手順と

つまずいた点を共有します。


以下の返信に、手順を5回に分けて投稿します。

(投稿2〜6の順に読んでください)


・投稿2:前提知識・5つの原則・STEP 0(事前準備)

・投稿3:STEP 1〜3(ウォッチ解除・連絡先の移行・アカウント切り替え)

・投稿4:STEP 4〜6(ファミリー共有・共有写真ライブラリ・ウォッチ再登録)

・投稿5:STEP 7〜9(健康データの掃除・カメラ設定・最終確認)

・投稿6:よくあるつまずきと解決法


【免責】

本手順は Apple 公式のものではなく、個人の作業記録にもとづく非公式の

情報です。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。作業は

すべてご自身の責任において実施してください。データの消失や不具合に

ついて責任は負いかねます。着手前に必ずバックアップをお取りください。

2026年8月10日時点、iOS 26・macOS 26 の画面名称にもとづきます。


iPhone 17 Pro Max

投稿日 2026/08/13 16:55

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投稿日 2026/08/13 16:58

投稿2


【前提と結果】


■ 登場人物

・Aさん:これまで Apple Account を所有・管理してきた人。分離後も

このアカウントを使い続けます

・Bさん:新しく自分の Apple Account を作る人。Apple Watch を

購入した側です


■ 前提環境

・iPhone 2台(1つの Apple Account を共有している状態)

・Bさんが新規購入した Apple Watch

・iCloud+ の有料プラン

・Mac(連絡先の移行が楽になります。なくても iPhone だけで可能)


■ 所要時間

・実作業:3〜4時間

・写真の移行待ち:半日〜2日(この間は放置するだけ)


■ この手順で得られる結果

・ヘルスケア、睡眠、アクティビティ → 完全に分離される(目的)

・写真、ビデオ → 共有を維持(iCloud 共有写真ライブラリ)

・iCloud ストレージ → 共有を維持(ファミリー共有)

・連絡先 → 共有を維持(Google 連絡先を経由。iCloud 単体では不可)

・有料アプリ → 引き続き利用可(ファミリー共有の購入の共有)

・メモ、カレンダー、メッセージ履歴 → 分離される



【作業前に理解しておくべき5つの原則】


原則1 Apple Account は分割・複製できない

 既存アカウントを2つに分ける機能はありません。新しいアカウントを

 作り、片方の端末をそちらに移すのが唯一の方法です。


原則2 iCloud の「同期」と「バックアップ」は別物

 iCloud バックアップには、すでに iCloud に同期されているデータ

 (iCloud 写真、iCloud Drive、メモ、連絡先、ヘルスケア、

 キーチェーン、iCloud 上のメッセージ)は含まれません。

 「毎晩バックアップしているから写真は安全」は誤りです。写真を

 守っているのは同期であり、同期は削除も伝播します。


原則3 Apple Watch のペアリング解除は、アカウント切り替えより先

 順序を逆にするとアクティベーションロックが残り、手順が煩雑に

 なります。


原則4 共有写真ライブラリの移行は絶対に中断しない

 ★これが最も高くついた教訓です。移行中に操作を止めると共有

 ライブラリの削除処理が始まり、巻き戻しに移行と同じだけの時間が

 かかります。進捗が止まって見えても、それが正常です。


原則5 連絡先だけは Apple 公式の共有手段がない

 別の Apple Account 間で連絡先を同期し続ける機能は存在しません。

 本手順では Google 連絡先を共有アドレス帳として使います。



【STEP 0 事前準備】


★次の2つは絶対に飛ばさないでください

・写真のアップロード完了確認:サインアウトすると iCloud 写真は

端末から削除されます。未アップロードの写真は失われます。

・連絡先の vCard 書き出し:移行で事故が起きたときの唯一の

巻き戻し手段になります。


手順

1) 両方の iPhone を Wi-Fi と電源に接続し、iOS を最新にする

2) 写真アプリのライブラリを一番下までスクロールし、

「○○個の項目をアップロード中」が消えて件数だけになるまで待つ

3) Mac の連絡先アプリで iCloud のすべての連絡先を選択し、

ファイル > 書き出す > vCard を書き出す

(Mac がない場合は iCloud.com の連絡先から)

4) LINE:トーク履歴をバックアップし、バックアップ用 PIN コードを

登録。アカウントに本人のメールアドレス・パスワード・電話番号が

登録されているかも確認

5) WhatsApp のチャットバックアップを実行

6) Wallet の中身を控える。カード類は切り替え後に再登録が必要。

交通系ICは残高移行の手続きを先に確認

7) Bさんの新しいメールアドレスを決める(下記参照)


■ 新しい Apple Account は Gmail で作る(@icloud.com は避ける)


機能上はどちらでも動きますが、後から取り返しがつくかどうかが

決定的に違います。


・Gmail などの第三者アドレスで作った場合

→ 別のアドレスに変更できる。アカウントから削除もできる。

後から iCloud アドレスに切り替えることも可能。


・@icloud.com で作った場合

→ 別の @icloud.com に変えることしかできない。唯一のアドレスの

場合、「アカウントから削除」の選択肢が表示されない。


つまり iCloud アドレスで作ると、そのアカウントの ID は永久に

Apple のドメインから出られなくなります。Gmail で作っておけば、

後から @icloud.com のアドレスを追加することも可能です。逆は

できません。


注意:用意したアドレスが Aさんの Apple Account に「予備メール

アドレス」等として登録されていると新規作成できません。その場合は

appleid.apple.com で先に削除してください。


■ Mac でのローカル暗号化バックアップは必要か


必須ではありません。端末を初期化しない手順なのでアプリのデータは

残ります。ただし切り替え直後、Bさんの新アカウントにはバックアップが

1つも存在しない空白期間ができます。旧アカウントの iCloud バック

アップは、別アカウントの端末には復元できません。


省略する場合は次の3点を必ず実行してください。

1) 端末を初期化しない

2) 切り替え直前に iCloud バックアップを手動実行し、

「最後のバックアップ:たった今」を目視確認する

3) 切り替え後その日のうちに、新アカウントでの初回バックアップ

完了を確認する


取る場合は必ず「暗号化」にチェックを。暗号化しないバックアップには

保存済みパスワード、Wi-Fi 設定、ヘルスケアデータ、通話履歴が

含まれず、復元しても元の状態に戻りません。サイズの目安は、

iPhone の使用量が 160GB 程度でも 20〜50GB 程度です。

類似の質問

返信: 8
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2026/08/13 16:58 clinemb への返信

投稿2


【前提と結果】


■ 登場人物

・Aさん:これまで Apple Account を所有・管理してきた人。分離後も

このアカウントを使い続けます

・Bさん:新しく自分の Apple Account を作る人。Apple Watch を

購入した側です


■ 前提環境

・iPhone 2台(1つの Apple Account を共有している状態)

・Bさんが新規購入した Apple Watch

・iCloud+ の有料プラン

・Mac(連絡先の移行が楽になります。なくても iPhone だけで可能)


■ 所要時間

・実作業:3〜4時間

・写真の移行待ち:半日〜2日(この間は放置するだけ)


■ この手順で得られる結果

・ヘルスケア、睡眠、アクティビティ → 完全に分離される(目的)

・写真、ビデオ → 共有を維持(iCloud 共有写真ライブラリ)

・iCloud ストレージ → 共有を維持(ファミリー共有)

・連絡先 → 共有を維持(Google 連絡先を経由。iCloud 単体では不可)

・有料アプリ → 引き続き利用可(ファミリー共有の購入の共有)

・メモ、カレンダー、メッセージ履歴 → 分離される



【作業前に理解しておくべき5つの原則】


原則1 Apple Account は分割・複製できない

 既存アカウントを2つに分ける機能はありません。新しいアカウントを

 作り、片方の端末をそちらに移すのが唯一の方法です。


原則2 iCloud の「同期」と「バックアップ」は別物

 iCloud バックアップには、すでに iCloud に同期されているデータ

 (iCloud 写真、iCloud Drive、メモ、連絡先、ヘルスケア、

 キーチェーン、iCloud 上のメッセージ)は含まれません。

 「毎晩バックアップしているから写真は安全」は誤りです。写真を

 守っているのは同期であり、同期は削除も伝播します。


原則3 Apple Watch のペアリング解除は、アカウント切り替えより先

 順序を逆にするとアクティベーションロックが残り、手順が煩雑に

 なります。


原則4 共有写真ライブラリの移行は絶対に中断しない

 ★これが最も高くついた教訓です。移行中に操作を止めると共有

 ライブラリの削除処理が始まり、巻き戻しに移行と同じだけの時間が

 かかります。進捗が止まって見えても、それが正常です。


原則5 連絡先だけは Apple 公式の共有手段がない

 別の Apple Account 間で連絡先を同期し続ける機能は存在しません。

 本手順では Google 連絡先を共有アドレス帳として使います。



【STEP 0 事前準備】


★次の2つは絶対に飛ばさないでください

・写真のアップロード完了確認:サインアウトすると iCloud 写真は

端末から削除されます。未アップロードの写真は失われます。

・連絡先の vCard 書き出し:移行で事故が起きたときの唯一の

巻き戻し手段になります。


手順

1) 両方の iPhone を Wi-Fi と電源に接続し、iOS を最新にする

2) 写真アプリのライブラリを一番下までスクロールし、

「○○個の項目をアップロード中」が消えて件数だけになるまで待つ

3) Mac の連絡先アプリで iCloud のすべての連絡先を選択し、

ファイル > 書き出す > vCard を書き出す

(Mac がない場合は iCloud.com の連絡先から)

4) LINE:トーク履歴をバックアップし、バックアップ用 PIN コードを

登録。アカウントに本人のメールアドレス・パスワード・電話番号が

登録されているかも確認

5) WhatsApp のチャットバックアップを実行

6) Wallet の中身を控える。カード類は切り替え後に再登録が必要。

交通系ICは残高移行の手続きを先に確認

7) Bさんの新しいメールアドレスを決める(下記参照)


■ 新しい Apple Account は Gmail で作る(@icloud.com は避ける)


機能上はどちらでも動きますが、後から取り返しがつくかどうかが

決定的に違います。


・Gmail などの第三者アドレスで作った場合

→ 別のアドレスに変更できる。アカウントから削除もできる。

後から iCloud アドレスに切り替えることも可能。


・@icloud.com で作った場合

→ 別の @icloud.com に変えることしかできない。唯一のアドレスの

場合、「アカウントから削除」の選択肢が表示されない。


つまり iCloud アドレスで作ると、そのアカウントの ID は永久に

Apple のドメインから出られなくなります。Gmail で作っておけば、

後から @icloud.com のアドレスを追加することも可能です。逆は

できません。


注意:用意したアドレスが Aさんの Apple Account に「予備メール

アドレス」等として登録されていると新規作成できません。その場合は

appleid.apple.com で先に削除してください。


■ Mac でのローカル暗号化バックアップは必要か


必須ではありません。端末を初期化しない手順なのでアプリのデータは

残ります。ただし切り替え直後、Bさんの新アカウントにはバックアップが

1つも存在しない空白期間ができます。旧アカウントの iCloud バック

アップは、別アカウントの端末には復元できません。


省略する場合は次の3点を必ず実行してください。

1) 端末を初期化しない

2) 切り替え直前に iCloud バックアップを手動実行し、

「最後のバックアップ:たった今」を目視確認する

3) 切り替え後その日のうちに、新アカウントでの初回バックアップ

完了を確認する


取る場合は必ず「暗号化」にチェックを。暗号化しないバックアップには

保存済みパスワード、Wi-Fi 設定、ヘルスケアデータ、通話履歴が

含まれず、復元しても元の状態に戻りません。サイズの目安は、

iPhone の使用量が 160GB 程度でも 20〜50GB 程度です。

2026/08/13 16:59 clinemb への返信

投稿3


【STEP 1 Apple Watch のペアリングを解除する】


アカウント切り替えの「前に」実施します。


1) ウォッチを iPhone の近くに置き、Watch アプリ >

すべての Watch > (i) > Apple Watch とのペアリングを解除

2) GPS+Cellular モデルはモバイル通信プランを「残す」を選択

3) 求められた Aさんの Apple Account パスワードを入力して

完了させる(これでアクティベーションロックが解除される)

4) ウォッチが「Hello / こんにちは」の初期画面になったことを確認


注意:パスワード入力の画面を完了させずに終わると、アクティ

ベーションロックが残り、後で再ペアリングできません。



【STEP 2 連絡先を共有アドレス帳に移す】


共有用の Google アカウントを1つ用意します。家族の共有アドレス帳

専用に新規作成すると管理が明快です。


■ 考え方

Mac の連絡先アプリはそのまま使い続けられます。変えるのは

「アプリ」ではなく「保存先」だけです。連絡先アプリに Google

アカウントを追加してそちらを保存先にすれば、見た目も操作も従来

どおりのまま、編集内容が自動で Google 連絡先に反映されます

(CardDAV による双方向同期)。同期ツールもスクリプトも不要です。


Spotlight、Mail の宛先補完、メッセージ、FaceTime、Siri はすべて

連絡先アプリのデータを参照するため、保存先が変わっても動作は

変わりません。


■ 2-A Mac での作業

1) 連絡先 > アカウントを追加 > Google でログインし「連絡先」をオン

2) 先に 連絡先 > 設定 > 一般 > デフォルトアカウント を Google に

変更する(複数アカウントがあるときだけ表示されます)

3) STEP 0 で書き出した vCard を、サイドバーで Google アカウントを

選択した状態で ファイル > 読み込む

4) contacts.google.com で「重複を統合して修正」を実行し件数を照合

5) サンプルを数件開き、ふりがな・写真・カスタムフィールドが

残っているか確認(ふりがなが欠けると五十音順が崩れます)

6) 問題なければ システム設定 > Apple Account > iCloud > 連絡先

をオフ


■ 2-B iPhone 側の作業(2台とも)

1) 設定 > アプリ > 連絡先 > 連絡先アカウント > アカウントを追加

> Google で「連絡先」をオン

2) 設定 > アプリ > 連絡先 > デフォルトアカウント を Google に変更

3) Aさんの iPhone で 設定 > Apple Account > iCloud > 連絡先 を

オフ(「iPhone に残す」ではなく「iPhone から削除」を選ぶと

重複を防げます)

4) 片方で1件テスト登録し、もう片方に反映されることを確認


■ 運用上の注意

・削除も同期されます。片方で消すとすべての端末から消えます。

書き出した vCard は必ず保管してください。

・グループ(Google のラベル)は Mac 側から新規作成しても Google に

反映されないことがあります。ラベルの管理は contacts.google.com

側で行ってください。

・Gmail が自動収集する「その他の連絡先」は同期対象外です。

アドレス帳が勝手に膨らまないので、むしろ利点です。


なお「iCloud を主にしたまま Google へ自動コピー」する標準機能は

存在しません。



【STEP 3 新しい Apple Account を作り、iPhone を切り替える】


端末は初期化しません。そのため LINE や WhatsApp のトーク履歴、

アプリのデータはそのまま残ります。


1) Bさんの iPhone で 設定 > 一番上の Apple Account > サインアウト

2) 「iPhone を探す」を切るため Aさんのパスワードを入力

3) 「コピーを iPhone に残す」で、パスワードとキーチェーン、

カレンダー、Safari はオンにして残す

4) 設定 > iPhone にサインイン > Apple Account をお持ちでないか

忘れた場合 > Apple Account を作成

5) 信頼できる電話番号は必ず Bさん自身の番号を指定する

6) 新アカウントで iCloud バックアップ、写真、iCloud Drive をオン

7) 設定 > アプリ > メッセージ と FaceTime で、送受信アドレスが

Bさんのものになっているか確認

8) Wallet にカード類を再登録


■ サインイン後に出る「デバイス上の◯◯」ダイアログの判断


新アカウントで各項目の同期をオンにすると「現在 iPhone にある

データをどうしますか?」と結合/削除/キャンセルを聞かれます。

判断は項目によって逆になります。


・Safari、カレンダー、メモ、リマインダー、パスワードとキーチェーン

→ 「結合」を選ぶ。本人が作ったデータも含まれています。不要な

ものは後からゆっくり削除できます。


・連絡先

→ 「削除」を選ぶ。Google 連絡先を唯一の保存先にするためです。

結合すると iCloud 側にも重複ができ、二重表示になります。


なお、この操作は旧アカウント側のデータには一切影響しません。

端末はすでに旧アカウントからサインアウト済みだからです。


2026/08/13 17:00 clinemb への返信

投稿4 ここから


【STEP 4 ファミリー共有でストレージを共有する】


メンバーはそれぞれ自分の Apple Account を使うのでデータは分離

されますが、iCloud+ の容量とサブスクリプションは共有できます。


1) Aさんの iPhone で 設定 > Apple Account > ファミリー >

ファミリーを設定(既にある場合はメンバーを追加)

2) Bさんの新しい Apple Account を招待し、Bさんの iPhone で承認する

3) 「iCloud+」を共有する設定をオンにする

4) 「購入の共有」をオンにする(Aさんが購入した有料アプリを

Bさんが引き続き使えます。購入履歴そのものは移行できません)

5) 両方の端末で、共有されていること・使用可能容量が増えたことを確認

6) 「探す」の位置情報共有を再設定する


★次のステップの前に必ず確認

Bさんが「保留中」ではなく正式なメンバーになっているか確認して

ください。承認が済んでいないと、次の共有写真ライブラリで参加者

として選べません。



【STEP 5 共有写真ライブラリを作る(最難関)】


ここが最も時間がかかり、最も事故が起きやすい工程です。


■ 仕様の要点

・作成者+最大5人まで参加可能

・ストレージは作成者(Aさん)が負担する。参加者の容量は消費されない

・1人が参加できる共有ライブラリは1つだけ

・iOS 16.1 以降が必要


★絶対に守ること

・移行が始まったら、完了するまで一切操作しないでください。

インジケーターが何時間も止まって見えるのが正常です。

・「同期を一時停止」を押さないでください。

・途中で中断すると共有ライブラリの削除処理が始まり、巻き戻しに

移行と同じだけの時間がかかります。


■ 手順

1) Aさんの iPhone を充電器に接続し、Wi-Fi に接続、

低電力モードをオフにする

2) 設定 > アプリ > 写真 > 共有ライブラリ から作成を開始

3) 参加者に Bさんを追加する

4) 移動するコンテンツは「すべての写真とビデオ」を選ぶ

(これまで1つのライブラリを共有していた場合、両者の写真が

すべて Aさんのライブラリにあるためです)

5) プレビューを確認して作成を開始する

6) ここから丸1〜2日、一切触らずに待つ


★公式に説明されていない重要な挙動

・参加依頼のボタンは、初期移行が完了するまでグレーアウトして

押せません。「メッセージで参加を依頼」も「リンクを共有」も

無効です。移行中に招待を送ろうとして「相手に届かない」と

悩むのは、この仕様が原因です。

・移行は招待の送信とは無関係に進みます。相手が参加していなくても

問題ありません。参加は移行完了後で構いません。


■ 移行完了後:招待を送る

1) ボタンの文字が黒くなって押せる状態になったことを確認する

2) 相手の電話番号宛に「メッセージで参加を依頼」を送る

(アカウントを切り替えた直後は、新しいメールアドレス宛の

iMessage が届かないことがあります)

3) 届かない場合は「リンクを共有」から、LINE など普段使うアプリで送る

4) Bさんが承認すると参加完了


参加後、Bさんの写真アプリには写真が徐々に読み込まれます。

「iPhone のストレージを最適化」がオンなら、サムネイルから順に

表示されるため端末容量は圧迫されません。512GB の iPhone に

1.9TB のライブラリは入らないので、「オリジナルをダウンロード」は

選ばないでください。



【STEP 6 Apple Watch を新しいアカウントで再ペアリングする】


この工程は STEP 5 の写真移行と並行して進められます

(Aさんの iPhone に触らなければ問題ありません)。


1) ウォッチを Bさんの iPhone に近づけてペアリングを開始

2) 必ず「新しい Apple Watch として設定」を選ぶ。

「バックアップから復元」を選ぶと、旧アカウント下の古いデータや

設定が戻ってきます

3) ヘルスケア > プロフィール > 個人情報 を Bさん自身の値

(生年月日・性別・身長・体重)に設定する。これが消費カロリーや

心拍ゾーンの計算根拠になります

4) 睡眠スケジュール、アクティビティ目標、心拍の通知、

「手首を検知」(睡眠計測に必要)を設定

5) GPS+Cellular モデルはモバイル通信プランを再設定

6) ウォッチ側の Wallet にもカードを再登録

7) ヘルスケアとフィットネスに表示される名前を確認する(下記)


■ 見落としやすい:登録名が前の所有者のまま


アカウントを切り替え、ウォッチを新規ペアリングしても、ヘルスケア

アプリやフィットネスアプリのプロフィールに表示される名前が、

以前の所有者(Aさん)のままになっていることがあります。

アプリを連携した時点で初めて気づくことが多い項目です。


名前はアプリ自身が持っているのではなく、次の4か所から引き継がれ

ます。すべて確認してください。


・設定 > 一番上の Apple Account > 名前、電話番号、メール

→ 姓名が Bさん自身になっているか

・設定 > アプリ > 連絡先 > 自分の情報

→ Bさん自身の連絡先カードが選択されているか。連絡先を Google へ

移行した際に設定が外れることがあります

・設定 > 一般 > 情報 > 名前

→ 端末名が「Aさんの iPhone」のままになっていないか

・Watch アプリ > 一般 > 情報 > 名前

→ ウォッチ名が「Aさんの Apple Watch」のままになっていないか


修正後、ヘルスケアアプリとフィットネスアプリをいったん終了して

開き直すと、表示名が更新されます。


★放置すると実害があります

名前が誤ったままだと、フィットネスのアクティビティ共有や、

ヘルスケアデータの家族・医療機関との共有で、相手側に前の所有者の

名前が表示されます。医療機関に共有する場合は取り違えの原因にも

なります。


2026/08/13 17:01 clinemb への返信

投稿5 ここから


【STEP 7 残っている相手の健康データを削除する】


アカウントを切り替えても、端末には旧アカウント時代のヘルスケア

データが残ります。ウォッチをペアリングする前に済ませるのが理想

ですが、後からでも可能です。


■ デバイス単位で削除する

設定 > アプリ > ヘルスケア > データアクセスとデバイス > デバイス

を開き、デバイスごとに一番下の赤い文字

「"◯◯"のすべてのデータを削除」を実行します。


・Apple Watch と名の付くもの → 削除(相手のデータ)

・相手の iPhone、歴代の iPhone / iPad → 削除

・本人の現在の iPhone → 残す(本人が歩いた歩数などが含まれます。

すべて白紙にしたい場合のみ削除)

・新しくペアリングした Apple Watch → 絶対に削除しない


■ デバイスが大量に表示される理由

ヘルスケアは古いデバイスの記録元を自動削除しません。そのアカウント

で使われた歴代のすべての機器が累積表示されます。買い替えのたび、

バックアップからの復元のたびに項目が増えるため、長く使っているほど

数が多くなります。多くの項目は中身が空です。


■ 睡眠データが消え残る場合

デバイス単位で削除しても、睡眠データだけが1週間分ほど残ることが

あります。睡眠データは記録元が複数あるためです。


・Apple Watch → 睡眠段階(レム・コア・深い睡眠)、心拍、血中酸素

・iPhone 本体 → 睡眠スケジュールに基づく就寝・起床時刻の記録


本人の iPhone を「残す」と判断した場合、iPhone が書き込んだ睡眠

記録は消えません。この場合はデータ種類から直接削除します。


1) ヘルスケア > ブラウズ > 睡眠

2) 下にスクロールして「すべてのデータを表示」

3) 右上の「編集」から個別に削除、または「すべて削除」

4) 同様に「呼吸数」「手首皮膚温」「睡眠時の血中酸素」も確認する


削除してもすぐ戻ってくる場合は iCloud 同期との競合が考えられます。

端末を再起動し、Wi-Fi 接続のまま1時間ほど待ってから再度試して

ください。


なお、フィットネスアプリの「バッジ(実績)」を消す公式手段は

用意されていません。アクティビティリングの履歴はヘルスケアの

データ削除で空になりますが、バッジだけ残る場合があります。



【STEP 8 カメラからの自動共有を設定する】


今後撮る写真が自動的に共有ライブラリへ入るようにします。

両方の iPhone で設定してください。


設定 > アプリ > 写真 > 共有ライブラリ > カメラから共有

・カメラから共有:オン

・「自動的に共有」を選択(「手動で共有」ではなく)

・在宅時に共有:オン


この設定での動作

・自宅で撮影 → 共有ライブラリ(相手が不在でも共有される)

・外出先で相手と一緒 → 共有ライブラリ(Bluetooth で近接を検出)

・外出先で一人 → 個人ライブラリ


外出先で一人のときに共有したい場合は、カメラ画面の2人のアイコンを

タップしてその場で切り替えるか、後から写真アプリで選択して

「共有ライブラリに移動」します。


■ 2点の確認

・Bluetooth をオンにしておく。「自動的に共有」は Bluetooth に

よる近接検出を使います。

・連絡先の「自分のカード」に自宅住所が入っているか。「在宅時に

共有」は自宅の位置判定を使います。連絡先を Google に移行した際に

設定が外れることがあるため、設定 > アプリ > 連絡先 > 自分の情報

を確認してください。



【STEP 9 最終確認】


1〜2日通常どおり使ってから、以下を点検してください。


・Bさんの設定の一番上に、Bさん自身の名前が表示される

・Bさんのウォッチに自分のアクティビティリング・睡眠・心拍が表示され、

相手のデータが混ざっていない

・ヘルスケアとフィットネスのプロフィールの名前が Bさん自身になっている

・一晩着けて寝て、睡眠データが自分の記録として翌朝入っている

・Aさんのウォッチの健康・睡眠データが従来どおり継続している

・共有ライブラリの写真が両方から見え、片方の編集・削除が反映される

・連絡先:片方で新規登録するともう片方に反映される/重複が出ていない

・iMessage がそれぞれの名前で送受信される

・LINE、WhatsApp のトーク履歴が残っている

・Bさんの新アカウントで iCloud バックアップが成功している

・ファミリー共有経由で有料アプリが引き続き使える


すべて通れば完了です。ローカルバックアップを取っていた場合は、

この状態で2週間ほど通常どおり使ってから削除してください。

ただし vCard(連絡先の書き出し)だけは永久保管することを

おすすめします。



【この変更で共有されなくなるもの】


切り替え前に、必要なものを手当てしてください。


・メモ、リマインダー、カレンダー

→ Aさんのアカウント側に残ります。必要なものは各アプリの共有機能で

個別に共有してください(STEP 3 の前に確認)

・iMessage、FaceTime の履歴

→ Aさんのアカウント側に残ります

・Safari のブックマーク、タブ

→ サインアウト時に「iPhone に残す」を選べば端末に保持。

以後は同期されません

・Wallet、Apple Pay

→ 再登録が必要。交通系ICは事前に移行手続きの確認を

・購入履歴

→ 移行できません。ファミリー共有の「購入の共有」で使用は継続

できますが、アプリ内課金の一部は再購入が必要な場合があります

・過去のヘルスケアデータ

→ Bさんの過去データは引き継げません

2026/08/13 17:02 clinemb への返信

投稿6


【よくあるつまずきと解決法】


実際の作業中に遭遇したものを、発生順に並べています。



Q1 連絡先のデフォルトアカウントに「Google」が見当たらない


メニューには「Google」という名称ではなく、アカウントのメール

アドレスで表示されます。個人用の Gmail も追加している場合は、

アドレスをよく確認して共有用のものを選んでください。一覧に出ない

場合は、システム設定 > インターネットアカウント で「連絡先」が

オンになっているかを確認します。


なお iCloud 連絡先をオフにするとアカウントが1つだけになり、

この設定項目自体が消えます。最終形では不要な設定です。



Q2 共有ライブラリの参加者に相手が出てこない


原因は主に2つです。

1) ファミリー共有の招待が「保留中」のまま。メンバーを追加した

だけでは招待を送った状態です。相手が承認するまで参加者候補に

現れません。

2) 連絡先に相手の新しいメールアドレスが登録されていない。参加者の

候補はファミリーの情報と連絡先から引かれます。連絡先を Google へ

移行した直後は、新しいアドレスがどこにも登録されていない場合が

あります。



Q3 参加依頼のボタンがグレーで押せない


仕様です。共有ライブラリの初期移行が完了するまで、「メッセージで

参加を依頼」も「リンクを共有」も無効化されています。移行の完了を

待ってください。数十万枚規模なら丸1〜2日かかります。


この挙動は公式に説明されていないため、「招待が届かない」と誤解

されやすい部分です。



Q4 招待メッセージが相手に届かない


招待は iMessage で送られます。相手の電話番号宛に送ってください。

アカウントを切り替えた直後は、新しいメールアドレスでの iMessage

有効化が済んでおらず、メール宛だと届かないことがあります。


確認方法として、まず普通の iMessage を電話番号宛に送り、青い

吹き出しで届くかを試してください。緑(SMS)になる場合は、相手の

設定 > アプリ > メッセージ で iMessage をオフからオンにして

数分待ちます。



Q5 移行のインジケーターが何時間も止まって見える


正常です。数十万枚規模では、準備段階だけで数時間かかり、その間は

進捗が動かないように見えます。操作せずに待ってください。

充電、Wi-Fi、低電力モードオフの3条件を満たしていれば進んでいます。



Q6 途中で操作を止めたら「共有ライブラリを削除中」になった


写真は失われません。共有ライブラリを削除すると、中の写真は作成者の

個人ライブラリに戻ります。相手がまだ参加していない段階なら、中身は

すべて作成者が入れたものなので全部残ります。


ただし削除処理にも移行と同じだけの時間がかかります。これも中断せず、

完了まで待ってください。完了後は 設定 > アプリ > 写真 の「状況」欄が

通常表示に戻り、共有ライブラリの項目が「設定」(未作成)に戻ります。

そこから作り直せます。



Q7 ヘルスケアのデバイス一覧に大量の機器が並ぶ


歴代のすべての機器が累積表示されるためです(STEP 7 参照)。

多くは中身が空なので、データを持つ数台だけ処理すれば実質的に

十分です。



Q8 睡眠データだけが消えない


記録元が複数あるためです。デバイス単位ではなくデータ種類から

削除してください(STEP 7 参照)。



Q9 「常に共有ライブラリに追加」という設定が見当たらない


実際の画面は「自動的に共有」+「在宅時に共有」の組み合わせです

(STEP 8 参照)。



Q10 フィットネスアプリの登録名が前の所有者になっている


ヘルスケアアプリとフィットネスアプリを連携させたときに気づくことが

多い症状です。名前はアプリではなく、Apple Account の氏名、連絡先の

「自分のカード」、端末名、ウォッチ名の4か所から引き継がれます。

STEP 6 に確認箇所をまとめてあります。



Q11 作業にどれくらい時間がかかるのか


実績として、アカウント切り替えと Apple Watch の登録で夜間の数時間、

共有写真ライブラリの移行(約19万枚・1.9TB)で一晩でした。移行中は

放置するだけなので、就寝前に開始するのが最も効率的です。



【まとめ:3つだけ覚えておくこと】


1) Apple Watch のペアリング解除は、アカウント切り替えより先。

(アクティベーションロック対策)

2) 共有写真ライブラリの移行は、絶対に中断しない。

(止めると削除処理が始まり、同じだけ時間がかかる)

3) 新しい Apple Account は Gmail で作る。

(@icloud.com は後戻りできない)


この3点さえ守れば、あとは多少手順が前後しても取り返しがつきます。

写真は同じ iCloud アカウント内を移動しているだけなので、途中で

何が起きても失われません。落ち着いて進めてください。


同じ状況の方の参考になれば幸いです。

2026/08/13 17:12 clinemb への返信

(追記)投稿7:締め


以上で手順は完了です。実際にこの手順どおりに進めて、ヘルスケアの

分離と、写真・連絡先の共有維持を両立できました。


振り返って、これだけは押さえておくべきという点を3つに絞ります。


1) Apple Watch のペアリング解除は、アカウント切り替えより先に行う

(順序を逆にするとアクティベーションロックが残ります)


2) 共有写真ライブラリの移行は、絶対に中断しない

(止めると削除処理が始まり、巻き戻しに同じだけ時間がかかります。

進捗が止まって見えるのは正常です)


3) 新しい Apple Account は Gmail で作る

(@icloud.com で作ると、後からアドレスの種類を変更できません)


この3点さえ守れば、あとは多少手順が前後しても取り返しがつきます。

写真は同じ iCloud アカウント内を移動しているだけなので、途中で

何が起きても失われません。


同じ状況で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

2026/08/13 18:46 clinemb への返信

長文の取りまとめご苦労様です。

取りまとめだけでも大変でしたね。


以前、家族で共有しているAppleアカウントを完全に分離する手順をまとめたものがあります。

※Watch関係は未考慮。

今回の目的とは少々外れる部分がありますが、参考までに共有。


異なるAppleAccount(App… - Apple コミュニティ


2026/08/13 22:53 D300 への返信

D300様、拙い投稿のご判読をありがとうございました。当方、一つのアカウントで法人を共同で運営する家内と大量の写真と連絡先を共有していました。それぞれがApple Watchを着用する様になり、ヘルスケアとフィットネス情報は切り分ける必要が生じました。写真は共有アルバムへ、連絡先は共有用のGoogleアカウントへ移行して、快調です。お互いに隠し事が難しいままなのは仕方ないですね😂今後とも宜しくお願いします。

家族で共有していた Apple Account を分け、写真と連絡先の共有だけ維持する手順

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