iPhotoが使用中に必ず固まる

> アクセスを許可しないユーザがいる場合には、共有フォルダにはおきません。
アクセス権をしっかり意識して管理している限り、置いてもいいと思います。共有目的に応じて
グループ設定とアクセス権をコントロールした複数のディレクトリを置けばいいし、どのユー
ザ・グループにもアクセス許可する物を共有したい時はパブリックフォルダ (〜/Public) に置け
ばいいのです。或いは /Users/Shared/Public を作ってもいい訳です。
> いっそのこと、Server版のように、グループを作成編集する機能をシステム環境設定に正式導
> 入してくれれば、Xanaduさんのご指摘のことを標準で利用可能になり、管理が楽になるのです
> が。前提として、アクセス権が広く理解されないと、グループの正式導入は難しいでしょうね。
マルチユーザシステムでない Mac OS や Mac OS を名乗る前の System 6 時代にもマルチユーザ
によるファイル共有の為の AppleShare が別途購入の形になりますが用意されていました。
AppleShare 1.0 でも現在の Mac OS X の Finder における Get Info のアクセス権関連のイン
ターフェースと同様の物があり、Mac の世界でも所有者・グループ及びアクセス権という概念は
概ね 20 年近く前から一応存在していることになります。
Mac OS X は素性がマルチユーザシステムなので、所有者・グループ・その他のアクセス権と言う
のは本来 Mac OS X Server のサブセットとして土台では持っているわけですが、グループに関す
るコントロールを行うための仕組みは前述のような BSD flat file を利用するか、あまり直感的
とは言えない NetInfo マネージャで行う以外にはなく、簡易的なインターフェースが省略されて
います。とは言え、一応出来る仕組みはある訳です。
システムコールをトラップする形でシステム上に常駐するプロセスや Input Method 等には気を
遣っていますが、単に設定を変更するだけのツールなら、純正環境に拘る必要はないと思ってい
ます。標準で仕組み自体は提供されているのに、その機能を利用するための簡易・簡便なイン
ターフェースのない今回のようなケースだと、それを可能にしてくれるサードパーティソフトを
利用しても全然構わないと思っています。
グループと言う概念やその利用方法にしても、管理者ユーザでのログインが常態化していること
にしても、それはクライアント版とは言えどもマルチユーザシステムである Mac OS X を開発・
販売しているアップルの啓蒙が足りないから一般ユーザの中で理解があまり進まないのだと思っ
ています。Peach Pit Press から出ている Apple Training Series の書籍やアップルトレーニン
グ部隊が主管するアップル認定資格対策講座などを受ければ、そう言う話しも出てくるのですが、
有料コースになってしまいます。そう言う意味では、広く一般ユーザに向けて OS パッケージ内
にこの辺りを網羅したガイド PDF を添付したり、Mac OS X client のウェブサイトや .Mac のオ
ンライントレーニングコース、TIL 等にも情報を掲載するなど、アップルの啓蒙に対する努力が
望まれます。

> そこそこお手軽（ここが重要）で、実用上の使い勝手としてもいいんじゃないかと思ってます。
お手軽さ、使い勝手の良さと言う実装面の方法論に関してちょっと考えてみました。
仮に、「Users & Groups」の「Users & Groups.prefPane」みたいなプレファレンスペーンが「ア
カウント」プレファレンスペーンを拡張する形で追加もしくは置き換えられて OS バージョン
アップの時にシステム標準でロールインされても、やっぱりグループ設定やアクセス権設定は敷
居が高いままかもしれません。これを仮に OS インストール時のセットアップアシスタントみた
いに「グループ設定アシスタント」や「共有フォルダ設定アシスタント」、「アクセス権設定ア
シスタント」と言ったような名称で、設定を行う際にインタラクティブにシステム側が手助けし
てくれて、間違った設定を行いそうな時にはそれを認識して指摘し、一画面前に戻り、間違った
入力・設定内容を解説表示するウィザードをシステム標準で準備すれば使い勝手の向上が期待で
きます。
システム標準機能としてアシスタントのような形で追加されたら、メディアでも新機能として大
きく取り上げる事になるでしょう。「グループって何？」、「共有って何？」みたいな機能紹
介・解説記事も出てくるでしょうから、一般ユーザの認知面でも改善されるかもしれません。
いずれにしても、このスレッドで何人かの人がせっかくアクセス権への理解の重要性を強調して
いる訳ですから、「グループはまともに使えない」とか「使いにくい」と決め込むのは勿体ない
ですよね。共有機能というのは煎じ詰めればグループコントロールに他なりませんから、知らな
いまま通り過ぎたり忌避するのではなくて、それとどう付き合う様にすればいいのか知恵を絞っ
ていけばいい訳です。グループアカウントへの視点を欠いたままだと、複数の人間が共通利用す
る『共用の「ユーザ」アカウント』とか、『「その他」へ「読み書き」を許す』という方法を苦
肉の策として思いつく訳ですが、マルチユーザシステムやアクセス権の概念からすると整合性に
欠ける利用法だと思います。「グループアカウント」を使い難い現状が有れば、フィードバック
してニーズをアップル側に伝えることが結局は近道です。他にも実現方法はあると思いますが、
こんな方法はどうか、と言う具合に「Tell Us」へフィードバックしておこうと思います。

何か土日メンテで見ることが出来ないでいたらこんなにコメントいただいておりビックリしました。ありがとうございます。
土日中にそんなことはつゆ知らず、以下のようなことを行いました。
外付けのHDDにライブラリーを丸ごとコピーしそれをiPhotoで指定しましたが変わらずダメ。そのコピーしたライブラリーおよびそれに含まれるファイル全てのPermission をeveryoneにして同じように試しましたがダメ。更にPowerbook G4 867MHzにその外付けHDDを接続、ライブラリーを指定し同OS、iPhoto Versionで起動すると１時間問題なく動きました。（関係ないですが、後付RAMを取り外したりもしてみましたがダメ。）
これでクリーンインストールしかあり得ないかなと思い、思い切って行ってみました。その結果、ダメでした。。。結局、初めのうちは問題ないのですが、時間が経つとビーチボールが回りだし強制終了。一度起こってしまうと２目からはFinderに動いただけでビーチボールになってしまう、再インストール前と全く同じ症状です。
まだコメントは熟読していませんが、地道にパーミッションを直していこうと思います。進展がありましたらご連絡いたします。

英語がＯＫでしたら、share iphoto library とかで検索すると色々なページがひっかかりますよ。

ありがとうございます。
http://captnswing.net/2004/03/20/share_iphoto_library.html
など試してみましたが、元が悪いせいか結局同じ症状が現れてしまいます。
もはや耐えられなくなったので、「Originals」のフォルダだけ（記憶が定かでない）を残して他のファイルフォルダを別に移動して全てを再構築してみました。
結果、今のところ順調です。全く止まるようなことはなくなりました。もちろんこれまでの修正とか全て消えてしまいましたが。
残念ながら画像が約19,000あったので特定は困難でしたが、設定ファイルなどはいくら新しくしても無駄だったので、どこかの修正した画像のパーミッションなどが悪かったのかもしれません。
と言うことで、すっきりではないのですが直りました。ありがとうございました。