AIFFとWAV

何と言う雑誌の記事なのか判りませんが、ちょっと眉唾っぽい気がします。
少なくともも元音よりも良くなるとは思えません。
なぜかと言うと44.1KHzから48KHzに変換する事は、変換のロスが発生するので、悪くなる事はあっても良くなる事はないのでは？
AIFFとWAVはどちらも非圧縮なコーデックであるので、どちらにもそれほど差はないと思います。
まあ、音が良い事の定義も曖昧ですから。。
（音楽制作でも高ビット、高サンプリングと通常のCDと同じ16bit/44.1KHzとでどちらが良いのかの議論もありますし）

> 48KHz（オーバーサンプリング）の方が音が良いと書いてありました。
デジタルデータをそのまま持ってくるわけですから、原理的には（あくまでも原理的にはですが）、オーバーサンプリングに意味があるとは思えませんね。

>>何と言う雑誌の記事なのか判りませんが、ちょっと眉唾っぽい気がします。
　去年の暮れに発売されたMacPeople 2月号でしょう。
　私は容量優先なのでAAC/128KHzのまま。
　ま、*.WAVにするとアートワーク収集に嵌らなくて済むかも。

>何と言う雑誌の記事なのか判りませんが
MacPeople 2月（今月）号の「特集2 Macサウンド進化論」です。
>デジタルデータをそのまま持ってくるわけですから
音が良い悪いではなく、音楽CDをデータ欠除・欠落のないままの状態（完全コピー）で読み込んで保存するには、もしかしてiTunesではなく他にいいソフトがあるのでしょうか？

外付け機器で、サンプルレートコンバータとかありますので、オーバーサンプルによる音質向上効果はありそうです。
オーバーサンプルによってできた値の近似値を取ってレートを上げるので、劣化するといわれればそうですが。
オーディオマニアの間では、珍しいものではありません。ただ、見せかけのオーバーサンプルは意味がありません。足りないビット部分を０で埋めているだけですからね。

> オーバーサンプルによる音質向上効果はありそうです。
これは、例えば、アナログ信号を48kHzで取り込み、44.1kHzに変換するとかいう場合ですよね。これなら、最終的には44.1kHzにするとはいえ、44.1kHzで取り込むより、48kHzで取り込んだ方が、音質が向上するというのは、よく分かります。
> 見せかけのオーバーサンプルは意味がありません。
トピ主さんのご質問は、もともと44.1kHzでサンプリングされている物を48kHzのサンプリングレートにしたらどうなのかということなので、後者の方ですね。

そうなんですか。
「良くなる」の定義が良く判りませんし、容量も気にしないという事でしたら、24bit,96（88.2）KHz位で変換すれば良いと思いますよ。
元のデータを変化させずに読み込むのなら、元のままが最良と思うからです。
元々がアナログ音源を変換するのなら48KHzの方が有利と思いますが、元が44.1KHzでサンプリングされたデジタルデータを48KHzにコンバートすると、割り切れないデータも生じます。
また、何かしらのソフトでデータを変換させると言う事は、そのソフトの癖が乗る可能性もあります。
でも、それらの変化によって「良い音」と感じたのでしたら、それはそれで良いと思います。
パッと聞かされた時に、音量が上がっただけでも良くなった！と感じてしまう事さえあります。
僕も迷うと思います。
（昔はエンジニア志望でしたが、その辺に不安もあったので諦めたのです）
その錯覚を利用する為に、制作側はCDに収録する音をギリギリまで上げる努力もしています。

AIFF、WAV、どちらも IFF という汎用性の高いファイル形式をオーディオ用に特化させたファイル形式です。基本的には同じと言っていいくらい似たものです。
強いて違いを挙げると、AIFF はビッグエンディアンの CPU（68k、PPC など）向き、WAV はスモールエンディアンの CPU（Intel、AMD など）向きの仕様になっていることくらいでしょうか。この違いも、通常は OS が吸収してしまいます。
なので、ビット数やサンプリング周波数が同じ AIFF と WAV で、音質に違いが出ることは、普通は考えられません。
以前 Logic のボードに書いたことですが、音質を、思い込みや主観を排除して、科学的、客観的に評価／テストすることは、簡単なことじゃないです。その記事は未読ですが、妥当なテスト法によって評価しているものでしょうか？（過去にいろんな雑誌他で読んだ音質を云々する記事で、テスト法が妥当だと思えるものは、ほとんどなかったので、、、）。

※サンプルレートコンバータというのは、デジタル信号をさらに高いサンプリングによって44.1kHz以上のデータにし（データポイントを埋める作業）、その中から任意のサンプリングデータを取り出すものです。なので、ハイサンプリングレートなデータを作り出すことが可能な機器です。
失礼しました。

色々なご意見、参考になります。
ではAudioCDを取り込むにあたって、ベストな形式とは一体なんんでしょうか？
24bit、96KHzですか？それは現実的ではないと思われます。
所詮16bit、44.1KHzの音楽CDですから・・
ただそのままに音楽CDのデータのまま保存したいのです。

> ただそのままに音楽CDのデータのまま保存したいのです。
16bit、44.1kHzのAIFFで十分だと思いますけど。

翡翠さん
（毎度どうもです。詳細な情報ありがとうございます。）
まさにそんな感じです。
（では、オーディオ専門誌の情報だったらもうちょっと抜かりない感じかと思いますが。専門誌とて、単発の記事のライターさんの独自意見も多いと思うので何とも、、です。苦笑）

>24bit、96KHzですか？それは現実的ではないと思われます。
>所詮16bit、44.1KHzの音楽CDですから・・
>ただそのままに音楽CDのデータのまま保存したいのです。
あの、、最初の話は48KHzでとったら音質が向上（より良い状態で記録出来る）という事でしたよね？
であれば、24bit 96KHzならもっともっと良くなるのでは？という提案です。
それを易々と否定されてしまうんですね。ん〜（笑）
AIFF（16bit 44.1KHz）で保存するのが良いでしょうね。
で、オーバーサンプリングという言葉が出ていますが、その技術が目立った音質向上があるのなら、通常のCDプレーヤーなどにその機能が搭載されるはずですよね？
僕はオーディオマニアではないので詳しくないのですが、そういった商品は知らないですが、あるのでしょうか。

>AudioCDを取り込むにあたって、ベストな形式とは一体なんんでしょうか？
16bit、44.1kHzのAIFFまたはWAVE、と同意見です。
16bit、44.1kHzであれば、AIFFとWAVEに違いはありません。WAVEだと、Windowsへ持ち込む際に汎用性が高いくらいです。（QuickTimeがあれば、AIFFでも同じ）
ですが、Appleロスレスという手もあります。ロスレス圧縮なので、原理的に音質の変化はありません。さらに、AIFFやWAVEでは保持できないメタデータ（曲名、アーティスト名、ジャケット写真など）を保持できます。iTunesで管理するなら最適です。
欠点は、iTunes以外で扱えないこと。
// 野尻隆裕（Feedbackの記録「拝啓　アップル様」）//
// Intel Mac用のClassic環境を希望します(別売可)//

取り込まずに、ＣＤのままであるのが一番いいと思うんですが…ｗ
買ったＣＤを取り込んだら、すぐに売却してしまうのですか？
確かに増え続けるＣＤは邪魔ですけど、データのバックアップの事まで考えたら、高く付きますねぇ。
著作権フリーの音源集を買ってきて、それを自作のムービーなりなんなりに使用するという理由でデータ化する必要があるというのなら、製作段階で使用するレートに合わせて取り込む（使用するソフトウェアで取り込むのが早そうですね）のが一番です。