Macintosh SE/30の起動不良についてお教え下さい。

 電源を入れると、×印のついたFDアイコンが表示され、起動処理が進みません。電源投入直後、1秒ほどHDDにアクセスする音がしますが、その後にFDアイコンが表示されます。
上記アイコンが、起動システムが見つからない時に表示される事は認識しています。
私の方ではこれまで、HDDの交換・システムインストール(漢字Talk7.1)、ロジックボード上の内蔵電池交換を行っておりますが、不具合は解消されません。交換したHDDをSE/30に組んでにシステムをインストールする際、ドライブを認識しませんでしたので、SCSI系統の不具合ではないかという気もしています。
交換したHDDは、一度外付けケースに入れて別のMac (PBG3 Wallstreet) とSCSI接続し、漢字Talk7.1をシステムFDシステムディスクからインストールしました。作業は最後まで問題なく終了しました。
その後、そのHDDをSE/30に組み、起動させたところ、システム認識不良となりました。
使用したHDDは今回の作業の為に購入していまして、特に動作に異状は見られませんでした。
仮にSE/30のSCSI系統の不具合だとすると、交換の対象はロジックボードという事になりますか。それとも、他の可能性は考えられますか。
同様の御経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、よろしく御教示願います。

投稿日 2006/09/30 20:50

返信: 20

2006/10/04 21:30 Community User への返信

SCSIが生きているかどうかを何らかの方法で確認するのが良いと思います。
HDDからの起動が無理そうなので,フロッピィからしか起動出来ないのが難点ですね。
【OSを変えてみる】
漢字Talk7.5.3をアップルのサイトからダウンロードしてみてそれで確認してみるのも良いかも知れないです。ドライブ設定のバージョンが新しい方が,マウント出来る可能性が高い様に思います(ソフト的な問題でしたら)。
【ユーテリティでSCSIの状態を調べてみる】
起動ディスクのフロッピィを入れ替えれたか記憶がないのですが,もしも起動中に起動ディスクの入れ替えが出来れば,SCSI Probか米国アップルのサイトにあるApple_System_Profiler(http://download.info.apple.com/Apple_Support_Area/Apple_Software_Updates/English-North_American/Macintosh/Utilities/Apple_System_Profiler/Apple_System_Profiler_1.0.1.sea.bin)を別のフロッピィに入れてでSCSIの状態が確認出来ると思います(Apple_System_Profilerは,7.5.3で使えたはずです)。
【SCSIのケーブルを疑ってみる】
SE/30の様な高級機種は(^^;;持った事が無いので内部構造が判りませんが,SCSIの不具合の場合ロジックボードではなく,ケーブルの可能性も疑ってみるべきです。以前,LC475で同様に内蔵HDDを突然認識しなくなり,壊れたと思ったのですが内蔵SCSIディスクの接続ケーブルを交換したら治ったことがあります。経験的にSCSI以外でもケーブルのトラブルは非常に多いです。別に触っていないのにある日突然ケーブルが接続不良になる場合はあります(私だけかもしれませんけど)
【内蔵電源パワーを疑ってみる】
内蔵電源のパワー不足の可能性を疑う場合も,内蔵ケーブルでHDDを接続し,電源のみ外付けのHDDから取る,などの方法で確認できます(SE/30で物理的にそれが実行可能かどうかはちょっと判りませんが・・)
【フォーマットは?】
それと,PBG3から漢字Talk7.1をインスツールする際にそのHDDのフォーマットは,何でされましたでしょうか?漢字Talk7.1のSCSI setupからでしたら良いのですが,どのバージョンからかは判りませんが新しいOSでフォーマットすると,HDDのドライバがPowerPCのコードで書かれていて68kMacでは起動,認識,出来ないかもしれません。SE/30で使用可能なサードパーティ製のフォーマッタが有ればそれでマウント/フォーマット出来るか確認してみるのも手かもしれません。
取りあえず考えられるのは以上です。
お門違いなサジェスチョンでしたらすみません。

2006/10/04 22:38 Community User への返信

>HDDの型式は、Quantum ProDrive LT
こちらのページにQuantumのHDの設定がまとまっていますが、ぴったり該当する型番がありません。調べたところ、どうもQM30365LTSじゃないかと思います。ジャンパの位置などが合っているか確認してみてください。
もしQM30365LTだとすると、ターミネーション用ジャンパが無く、ターミネータ用コネクタがありますから、ターミネータを取り付けないとダメな気がしますね。

2006/10/04 22:49 Community User への返信

私の足下に転がっている「Quantum ProDrive ELS 160MB」を見てみ
ました。
Y. Kawabeさんがご紹介している型番のものと同様、ジャンパーでは
なく、ターミネータが基盤に2つ付いています。同時期のQuantum製
HDDは大抵こんな感じだったような記憶があります。

2006/10/06 21:26 Community User への返信

これまで多くの方々から御親切なアドバイスを頂き、どうも有難うございます。
未だ不具合の解決には至っていませんが、いろいろとやっております。
HDDディスクについて
1.mokkunさん御指摘の中のフォーマットの件につきまして、Streamlinerを使用して再度HDDをフォーマットし、その後に漢字Talk 7.1を再インストールしました。
2.Y.Kawabeさんのアドバイスにより、HDDのターミネーションを観てみました。
 ターミネーションは抵抗が基板に直付けしてあるタイプでした。Streamlinerでフォーマットをかけた際に型式も分かりまして、Quantum Lightening 365Sとなっていました。
とりあえずここまで調査した時点で再フォーマットしたHDDをSE/30に外付けして起動したところ、一瞬Lacie(Streamlinerは、PBG3のバックアップ用に購入したLacieのHDDに付属していたCD-ROMに入っていた物を使用)のシステム診断の様な画面が表示され、その後すぐにサッドマックが出現します。
サッドマックのコードは、前と同じく0000000F と 0000000Cの2つが出ます。
サッドマック出現の前に現れるLacieの診断画面を見る限り、最低、外付けディスクからでもシステムを認識しようとしている事は分かりました。近いうち、HDDをSE/30の中に組んでの起動も試してみようと思います。
とりあえず、皆さんにここまでお伝えします。
何とか頑張って、復活まで辿り着きたいと思います。

2006/10/11 06:34 Community User への返信

おかげさまで、正常起動にこぎつける事ができました。
真因は、交換したHDDの初期化にありました。
mokkunさんから助言頂いた、Apple純正のSCSI Setupを使ってのHDD初期化が「当たり」でした。mokkunさん、どうもありがとうございました。
このポストに誠実なアドバイス・助言を頂いた皆様には、重ねてお礼申し上げます。
私の中では、今回の経験は、単なるトラブルシューティングの範囲を超えて色々な知見を吸収できた有意義な場となりました。
また、豊富な経験と知識をお持ちの皆様には本当に粘り強くおつき合い頂いたと思っておりまして、全くもって「感謝」の一言に尽きます。
この度は、本当にどうも有難うございました。

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