言葉の用法ミスはどこまで指摘すべきか?

私の中の優先順位は何を置いても「質問者の疑問が解決し、解決方法が明示されること」です。疑問が解決するのであれば多少の用語や綴りの間違いは気にしないし、やり取りに支障が出るような間違えであれば指摘(確認)をします。

間違えを指摘するのでも、指摘だけになってしまうと相手の気持ちを削ぐことになるので質問への返答8に対して用語間違いの指摘2ぐらいを意識しています。

ときどき文法の指摘ばかりやっきになってそれだけになっているコメントを見かけます。

例えるなら、言葉の不慣れな国に単身で放り込まれて通行人に道を聞いたら、発音が悪いだの文法が悪いだの言われるばかりで肝心の道を教えてくれないような感じで、その国に対するイメージが悪くなること請け合いです。


用語は正しく使うべきなのは間違いないのでしょうが、できればほどほどでお願いしたいと思う次第です。


そもそも、このトピックを立ち上げた一つのきっかけはPC=パソコンとして使うことはわざわざ話の流れを止めてまで指摘をするようなことか?というのを最近ずっと思っていたけど言うきっかけを失ってたら内にたまってきちゃってついついこちらで噴出させてトピ主さんにも迷惑をかけてしまう結果になってしまったので、他の件も含めて忌憚ない意見が聞けたらと思う次第です。


普段コメントをされない方も含め、質問者側の意見、回答者側の意見いろいろ聞けたらうれしいです。

投稿日 2010/11/14 07:38

返信
返信: 167

2011/04/30 15:49 Homes への返信

「同歩」というのも、「同じように歩く」=「歩調を合わせる」という感じで、やはりタイミングを取っていますよね。いや、だからどう?と訊かれても困るのですが・・・。英語の中国語翻訳、面白いですね。特にマウスの鼠標が気に入りました(^^;)

Homes による書き込み:


私は,平仮名・片仮名を英語・ローマ字表記にして,第2公用語を英語にするのが,ローカライズの問題をなくす一番良い方法と考えています。どうして英語?とかはあるのですが,会話人口からみて一番便利ということでm(__)m。頑固なフランス人も,最近はたいてい英語で話してくれます。


カタカナ(特に長いカタカナ)は私も嫌いなので、これは英語(というか原語のスペル)で書く方が良いと思いますが、平仮名は美しくて好きなので、平仮名表記を無くすのは反対です。英語を第2公用語にするのは賛成ですし、いまや事実上そうなりつつあるように思います。日本の会社なのに、欧米人が社長というところも増えていますし、今時英語くらいできなくてどうするって感じですね。


私も日本人ですが、英語の他に、フランス語・スペイン語・ドイツ語が少しできます。これら英語以外の外国語を勉強して思うのは、「英語ってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。英語より遙かに複雑で難しい言葉を話している英国以外のヨーロッパ民族にとっては「英語を話すことなど造作もない」というのが肯けます。

2011/04/30 16:19 polon31 への返信

>「英語ってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。


確かに。ロシア語となると,当方などは挨拶程度以上は無理です。


>英国以外のヨーロッパ民族にとっては「英語を話すことなど造作もない」というのが肯けます。


確かに。特にラテン語の素養のあるヨーロッパ人は,10種類以上の言語を話す人が珍しくないと思います。


>平仮名は美しくて好きなので、平仮名表記を無くすのは反対です。


確かに(オイ)。平仮名は宮廷の女性が文学や日記を記した文字で,主に男や軍隊が使った片仮名とは美しさで大差がありますね。ローカライズの片仮名を原語表記にするだけで,随分よくなると思います。


>今時英語くらいできなくてどうするって感じですね。


当方は学生時代に留学する機会がなく,外国語で苦労しました。子どもたちにはこの轍を踏ませたくないと思い,無理して留学させましたが,帰ってきたら私とはレベルが違いましたね(嬉しいやら悔しいやら)。

2011/04/30 16:52 Homes への返信

遊びで片仮名を英語に変えてみました。

これで特に問題はないと思います。


>「英語ってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。


確かに。Russianとなると,当方などは挨拶程度以上は無理です。


>英国以外のEuropeanにとっては「英語を話すことなど造作もない」というのが肯けます。


確かに。特にLatinの素養のあるEuropeanは,10種類以上の言語を話す人が珍しくないと思います。


>平仮名は美しくて好きなので、平仮名表記を無くすのは反対です。


確かに(hey)。平仮名は宮廷の女性が文学や日記を記した文字で,主に男や軍隊が使った片仮名とは美しさで大差がありますね。Localizeの片仮名を原語表記にするだけで,随分よくなると思います。


>今時英語くらいできなくてどうするって感じですね。


当方は学生時代に留学する機会がなく,外国語で苦労しました。子どもたちにはこの轍を踏ませたくないと思い,無理して留学させましたが,帰ってきたら私とはLevelが違いましたね(嬉しいやら悔しいやら)。

2011/04/30 16:59 Homes への返信

遊びで漢字にこだわりました。

あまり良いとは思えません。


>「英語ってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。


確かに。露西亜語となると,当方などは挨拶程度以上は無理です。


>英国以外の欧羅巴民族にとっては「英語を話すことなど造作もない」というのが肯けます。


確かに。特に拉丁語の素養のある欧羅巴人は,10種類以上の言語を話す人が珍しくないと思います。


>平仮名は美しくて好きなので、平仮名表記を無くすのは反対です。


確かに(嘿,中国語しかない)。平仮名は宮廷の女性が文学や日記を記した文字で,主に男や軍隊が使った片仮名とは美しさで大差がありますね。翻訳の片仮名を原語表記にするだけで,随分よくなると思います。


>今時英語くらいできなくてどうするって感じですね。


当方は学生時代に留学する機会がなく,外国語で苦労しました。子どもたちにはこの轍を踏ませたくないと思い,無理して留学させましたが,帰ってきたら私とは水準が違いましたね(嬉しいやら悔しいやら)。

2011/04/30 17:29 polon31 への返信

polon31 さんによる書き込み:


もはや間違った用語とは言えず、全面的にauthorizeされてしまった感のある「同期(シンクロ)」ですが、皆さん違和感はありませんか?


ありません (^^)。少なくとも「シンクロ」よりは、ありません。



この言葉は「期」という漢字が示すように、元々は時間的な一致(タイミング合わせ)を意味する言葉だったはずです。シンクロ録音・シンクロ撮影・シンクロナイズドスイミング・シンクロトロン等枚挙に暇がありませんし、「同期の桜」なんてまさにその意味です。いつから、例えばフォルダの中身を一緒にするとかいうのに使うようになったんでしょうね。


メトロノームで拍子を取るように、ある一定の間隔でリズムを合わせ、複数の物事の状態を同じようにするというようなイメージでしょうかね? 結果として同期を取られている2つのフォルダの中身は同じになる。同じようなリズムで複数のフォルダの中身が更新されて行く。そういったイメージでしょう。私は全く違和感を感じません。



最近は、双方向同期とか一方向同期とか、本来の意味からは「何それ?」としか言えな言葉までまかり通っていますが、もう少し適した日本語は無いものでしょうか?


そのこと自体は全く同感ではあります。最近の日本人の造語力が無くなってきているのも事実でしょう。よく言われることですが、ノーベル物理学賞を受傷した湯川秀樹辺りまでの世代は漢籍の教養がありましたので、新しい概念に比較的適切な日本語を付けることがで北之でした。例えば「中間子」とか。しかし、その湯川自身が、幕末・明治に掛けての日本人と比べると日本人は漢籍の素養が無くなったと嘆いているようです。


外来の専門用語に漢字熟語ではなく、カタカナが目立つようになったのは60年代頃からでしょうかねぇ?


で、実は「同期」という漢字の組み合わせが 100 % 本来の意味を正しく伝えているかどうかなんてことは実はどうでもよいのです。「同期」のような記号(能記とか、signifiant とも)とその指す意味(所記、signifié)の関係は「恣意的」なのですから。例えば Canis lupus familiaris という学名の動物が「犬」と表記されようが、「イヌ」と表記されようが、「canis」と表記されようが、「hundo」と表記されようが、「kutya」と表記されようが、「koira」と表記されようが、「dog」と表記されようが、どれでも構わないのです。


ただ漢字は表意文字ですから、ある程度正しく連想できる意味の組み合わせを使った方がより好ましい(覚えやすい)ということがあります。ですから、「シンクロ」を「同期」とか「同歩」とするのは問題ないのですが、いくら恣意的だと言っても、「劣没」(←テキトーに作った組み合わせです)はまずいでしょうね。同様に「コンピューター」を「電子計算機」とか「電脳」、「電惱」とするのは良いでしょうが「人眼」とするのはまずいでしょう。(意味なく無意味。)


言葉を正確に表現しようとすると、収拾がつかなくなってしまいます。「マッチで蝋燭に火をつける」→(蝋燭そのものは燃えない!)「マッチで蝋燭の芯に火をつける」→(蝋燭の内部の芯は燃えないぞ!)「マッチで蝋燭の外に出ている芯の部分に火をつける」→(いくらマッチ棒を蝋燭にくっつけても火は出ないぞ?)「燃えているマッチ棒で蝋燭の外に出ている芯の部分に火をつける」→(火が点いているのはマッチ棒そのものではなく、マッチ棒の先端にある頭薬である!)「頭薬が燃えているマッチ棒で蝋燭の外に出ている芯の部分に火をつける」→[...] かように言葉を正確にしようとすると際限がなくなってしまい、話せなくなってしまいます。さらに言葉が仮に厳密で、正確なものしか表現できないようになってしまうと、この世にまだ発見・発明されていないものや、空想の産物も表現できなくなってしまいます。言葉はある程度冗長度を持った曖昧でファジーなものでないといけないわけです。


と言うわけで、「同期」に関しては、もっと良い表現があるかもしれませんが、とりあえず、これで構わないと思います。また、仮により適切な表現があったとしても、それが広まるとは限りません。世の中、そんなもんです (^^;)。

2011/04/30 17:50 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:


私は日本人ですが,漢字・平仮名・片仮名と3種類の文字を使い分ける日本語が苦手で,偏見をもっています。


同感です (^^;)。私は日本人で言語学の人間ですが、漢字は超苦手です (^-^;)ゞ。やはり「暗記力」の無さが原因でしょうね。暗記は嫌いだぁ〜 (^"^;)!



私は,平仮名・片仮名を英語・ローマ字表記にして,第2公用語を英語にするのが,ローカライズの問題をなくす一番良い方法と考えています。


Homes さんには申し訳けありませんが、英語の公用語化は断固反対です!!!!!! 人類史を見れば(特に国民国家時代になってからは)諸民族は自民族の母語の使用権のために血みどろの戦いをしてきました。ここで「英語が(今のところ)世界で一番広まっていて便利だから、世界であまり通用しない日本語なんて捨てちまって、英語を国語にしよう (^^)!」なんて罰当たりなことを言っているのは、日本語が支配者や植民宗主国によって禁じられたことのない日本人だからでしょう。(逆に日本人は植民地において母語の使用を禁じましたが。)


第二次世界大戦の敗戦で、日本は連合国に占領され、日本と言う独立国が地球上から消え去ったときにも、連合国は日本語を禁止しませんでした。(危うく漢字は禁止されそうになりましたが、これはギリギリで免れました。日本語のローマ字表記に関しては音素表記で正書法としては理想的な訓令式ローマ字に代えて、考案者が米国人の宣教師だったと言う理由だけで、アルファベット書記系では最もやってはいけない音声表記のヘボン式ローマ字が導入されてしまったのは日本人にとっては悲劇です。気付いてないけど...。)


EUのモットーも「多様性の中の統一」です。EUでは外国語は最低2言語以上義務教育で習得させることを義務化しています。さもないと「とりあえず、英語が一番広まっているから (^^)」というので、あっと言う間に欧州が英語に席捲されてしまう恐れがあるからです。


日本では文部科学省が率先して大学における第二外国語の撤廃を推進しています。


2011年の現状では英語が世界で最も優勢な言語です。2011年に生きる我々には、とりあえず英語ができれば便利であり、かつ最低限英語ができることは望ましいことでしょう。しかし、それは英語を日本の公用語にするという話ではないはずです。


世界を見てもアングロサクソン諸国以外で英語が公用語の国は全て開発途上国だったり、英米の元植民地ばかりです。何が悲しくて日本人はそういう他の後進国の真似がしたいのでしょうか? どうせ真似るのであれば、先進国を真似るべきです。


なお、現在、日本で英語が最も普及している (?) 外国語であることには無視できない弊害もあります。元々ラテン文字というのは表音文字で、ローマ字読みが基本です。書いてある通りに発音する。これがアルファベットの長所でした。実際、ラテン語にしても、イタリア語にしても、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語、クロアチア語、ハンガリー語、チェコ語、スロヴァキア語、ポーランド語、エスペラント語、ドイツ語、オランダ語...。ラテン文字を使う言語のほとんどはローマ字読みです。当たり前のことなのですが。ところが、表音文字であるはずのアルファベットが限りなく表意文字(漢字)的な英語が世界で最も広まってしまったため、日本人はせっかく小学校でローマ字を学習したにも関らず、英語を学んでからはアルファベットをきちんとローマ字読みできなくなってしまっているのです。特に許せないのは、元々ローマ字読みをする諸民族の地名や人名を平然と英語読みするようになっていることです。これは特に困ります。

2011/04/30 18:29 しい坊 への返信

>諸民族は自民族の母語の使用権のために血みどろの戦いをしてきました。


ごもっともです(本心から)。英語は第2公用語ということでm(__)m。

他方,日本人は不思議な民族で(といっても単一民族ではありませんが),中国に植民地支配をされてもいないのに,外交使節を遣わしてまで漢字文化(文字・語彙・発音,漢文)を輸入し,ハングルのような独自の母国文字を作る努力もせず,漢字とその省略体を今日まで使い続けてきています。そういう民族なので,英語についても中国に相対したのと同じように対応したらどうかと思っています。

(もしかしたらこんな日本の民族は,未来的かもしれないと期待しています。神は人類の力をそぐために違う言語を話すようにさせた。多分聖書)

2011/04/30 18:35 しい坊 への返信

Homes さんには申し訳けありませんが、英語の公用語化は断固反対です!!!!!! …(略)…ここで「英語が(今のところ)世界で一番広まっていて便利だから、世界であまり通用しない日本語なんて捨てちまって、英語を国語にしよう (^^)!」なんて罰当たりなことを言っているのは、


論点が見えません。


Homesさんはあくまでも「第2公用語を英語」(つまり、日本語を公用語のまま付加的に)と書かれているわけで、「日本語なんて捨てちまって」とは書かれていません。第2公用語としての採用すら「日本語なんて捨てちまって」という発想だという話なら、その部分に一切言及がありませんし。


日本語が支配者や植民宗主国によって禁じられたことのない日本人だからでしょう。


おそらく、日本語を捨てて英語を公用語にするという話をされているのかなとう推測は成り立ちますが、Homesさんはあくまでも「第2公用語を英語」と切り出されているわけで、その辺の論点がぼけてます。

2011/04/30 19:31 polon31 への返信

polon31 さんによる書き込み:



英語を第2公用語にするのは賛成ですし、


断固反対!



英語を第2公用語にするのは賛成ですし、いまや事実上そうなりつつあるように思います。


一部のスノッブな会社のみですね。現状では英語が大好きな社長が社員に英語を強制しているだけのように思えます。



日本の会社なのに、欧米人が社長というところも増えていますし、今時英語くらいできなくてどうするって感じですね。


欧米の多国籍企業の場合は、取締も色々な母語の人間がおり、例えば米国の本社で取締役会をする場合には自然と英語が共通語になるでしょう。また、フランス支社に米国の役員が行って意見交換をしたりするときには、恐らく、双方にとってコミュニケーションが取りやすい言語での会議となるでしょう。仮に米国系の企業であっても、その米国人役員がフランス語が得意で、フランス人役員の英語よりもよりスムーズに意志疎通ができると思ったらフランス語でやりとりするはずです。「わが社では英語が公用語だから社内では全社員が英語のみを使うこと!」なんて「生類憐みの令」を出した第5代将軍徳川綱のような**なことを規則で決める社長はいかにも日本的。


(1980年代に200名近いハンガリー人の団体客と日本に来たことがあります。彼らは芸能人だったので外国語はほとんどできません。だから、安全ベルトや禁煙の表示が出ても、どうせ読めないから気にしない (^^;)。ドイツから香港まではパンナムの世界一周路線を使いました。パンナムは200名のハンガリー人団体さんのためにわざわざ米国からハンガリー人キャビンアテンダントを派遣して対応しました。機内アナウンスも当然ハンガリー語が追加されていました。香港で日本航空機に乗り換えたのですが、英語でしかアナウンスしないので、キャビンアテンダントに「危険ですし、200名もいるので私がハンガリー語でもアナウンスしましょうか?」と提案したところ、「日本航空の公用語は日本語と英語なので、それ以外の言語のアナウンスはできません。この機には数名のメキシコ人のお客様も乗ってらっしゃるので、もしハンガリー語でアナウンスすれば、なぜスペイン語でもアナウンスしないのかということになってしまいます」と言われ拒否されました。日本国内で全日空に搭乗したときにはキャビンアテンダントの方からは「ありがとうございます! 助かります!」と感謝されました。この頃から日本航空は官僚体質だったようですね。)


世界の多くの多国籍企業では、便利なので、他民族の役員が集まると自然と英語で会議という場合が多いですが、そこは柔軟で、全員がドイツ語がわかって、しかもドイツ語の方が得意な役員が多ければドイツ語でやりとりするでしょう。もちろん、企業ですから、多国籍企業の場合には、何語の文書を最終的に正文とするか(法律的な疑義が生じた場合に根拠とする文書は何語によるものなのか)ということは決めてあると思います。


しかし、社員が社内でする業務まで英語にせよなんて言う**なことを押し付けているのは日本の企業だけでしょう。




私も日本人ですが、英語の他に、フランス語・スペイン語・ドイツ語が少しできます。


凄い! どれもできない (^"^;)!



これら英語以外の外国語を勉強して思うのは、「英語ってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。英語より遙かに複雑で難しい言葉を話している英国以外のヨーロッパ民族にとっては「英語を話すことなど造作もない」というのが肯けます。


これは言語学的に言えば明らかに“錯覚”です (^◇^;)。英語はそんなに簡単で単純な言語ではありません (^^)! ある意味、逆にフランス語やドイツ語よりも難しかったりします。


本当のことをぶっちゃけて言えば、この世に難しい言語とか、簡単な言語、あるいは美しい言語と汚い言語なんてものは存在しません。だいたいやさしいか、難しいかと言うこと自体相対的なものです。よく日本人の英語は何を言っているのかわからないし、文法も目茶苦茶だと揶揄されますが(ちなみにその通りだと思います)、同様に英語を母語とする人々の話す日本語も何を言っているのかほとんどわからない (^〜^;)。日本人には英語が難しいように、米国人にも日本語は難しいのです。で、彼らはよく「日本語は世界で一番難しい!」と主張したりします。


日本人同様、ハンガリー人なんかも語学音痴だと揶揄されます。ハンガリー人も外国語が苦手です。自虐的にもなっています。しかし、ここで日本人やハンガリー人が言う「外国語」というのは英語やドイツ語やフランス語のことです。ドイツ人がオランダ語を勉強するというのは、庄内人が津軽人の言葉を勉強するようなものです。実はたいしたことはない。だから、欧州人はしばしば数言語を話したりできるのです。ところが、日本語と英語は本当の外国語なので、本来の難しさがある。それだけです。ですから、韓国人は簡単に日本語が、同様に外国語音痴のはずの日本人も朝鮮語は比較的簡単に学習できてしまいます。同様に外国語音痴のはずのハンガリー人は日本語は簡単に学習できてしまいますし、日本人もハンガリー語は簡単に学習できてしまいます。ところが、英語を一度習得してしまった日本人たちは「英語は簡単だ!」と主張しますが、現実の日本人たちが英語で四苦八苦しているのは秘密でも何でもない事実です。


ものごと、何でも自分が「できるようになってしまう」と、それは簡単なことのように思えますが、実は全くそうではないものの典型が英語なのです。日本の第二公用語が朝鮮語やハンガリー語になったら、日本人は「外国語って楽だぁ (^^)♪」と楽しめるでしょうし、万が一、朝鮮語やハンガリー語が世界の共通語になったら、朝鮮語やハンガリー語の習得に四苦八苦しているアメリカ人やフランス人に「君ら、本当に語学音痴だね (^^)♪」と、日頃我々が言われていることを言い返してやることができるでしょう (^^)♪


ただでさえ日本人が日本人の文化や心を失いつつあるときに、大切な言葉まで英語にしてどうします?

2011/04/30 18:38 NO9 への返信

NO9 さんによる書き込み:


Homes さんには申し訳けありませんが、英語の公用語化は断固反対です!!!!!! …(略)…ここで「英語が(今のところ)世界で一番広まっていて便利だから、世界であまり通用しない日本語なんて捨てちまって、英語を国語にしよう (^^)!」なんて罰当たりなことを言っているのは、


論点が見えません。


Homesさんはあくまでも「第2公用語を英語」(つまり、日本語を公用語のまま付加的に)と書かれているわけで、「日本語なんて捨てちまって」とは書かれていません。第2公用語としての採用すら「日本語なんて捨てちまって」という発想だという話なら、その部分に一切言及がありませんし。


「第二」とすること自体に反対だと言うことです。


世界中で現在英語が優勢な時期に英語が日本の(第二であれ、第三であれ)公用語の位置を占めれば、日本人も雪崩を打って、英語をメインに使うようになるでしょう。やがて日本語訛りのおかしな英語が日本の国語となってしまうのは目に見えています。


英語は日本においては de facto 流通しているというこの現在のステイタスが一番容認できると考えています。

2011/04/30 19:31 しい坊 への返信

しい坊 による書き込み:


世界中で現在英語が優勢な時期に英語が日本の(第二であれ、第三であれ)公用語の位置を占めれば、日本人も雪崩を打って、英語をメインに使うようになるでしょう。やがて日本語訛りのおかしな英語が日本の国語となってしまうのは目に見えています。


少なくとも私は、そんなことにはならないと思います。そこまで日本人は**じゃないと思います(思いたい)。英語は所詮英語です。日本語に取って代われるほどの言語じゃないです。ただ、お互い外国語で喋る必要がある時にだけ使う言語だと思っています。

2011/04/30 18:57 しい坊 への返信

本当のことをぶっちゃけて言えば、この世に難しい言語とか、簡単な言語、あるいは美しい言語と汚い言語なんてものは存在しません。


印欧語族(といったら風呂敷を広げすぎ?)の中では、英語が比較的取っ付きやすいというのはあるかな。


印欧語族というよりも、欧州のメジャー言語(っていったら反対もあるでしょうけど ^^;)の独仏英なら、発音はドイツ語が取っ付きやすいけど、格変化か語順かという問題から、英語の方が取っ付きやすいかなとは思います。

2011/04/30 19:32 しい坊 への返信

しい坊さん


IT用語のローカライズの話のつもりが脱線させてしまいました。英語第2公用語化は,昔の私のボスが提言したことで,当分実現することはないので,皆充分に意見を述べたところで終わりで如何でしょうか。


続きとしては,Synchro・シンクロ・同期とある中で(原語表記・片仮名表記・漢字表記)のどれを基本にするべきかとか,また漢字表記の場合「同期」のように漢字本来の意味と違っているが定着してしまっている用語をどう考えるべきかとか,用語の誤りとは何かなどについてのご意見をお聞かせいただけたら有り難く存じます。

(議論済みでしたらご容赦)


追記:上で同期は少なくともシンクロより「違和感はない」と書かれていましたm(__)m。

   私は,言われてみるとシンクロより同期に違和感を感じます。

2011/04/30 19:46 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:

polon31 さんによる書き込み:


「英語ってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。


確かに。ロシア語となると,当方などは挨拶程度以上は無理です。


それは単純に Homes さんが(一般的な日本人の環境にあったと推定して)、最初に学んだ外国語が英語であったことと、英語は中学校から大学まで最低でも8年間程度は学習していたことがあります。さらに、英語を学び始めたのが中学生の時代であったことも大きいでしょう。ロシア語は仮に大学で学び始めたとして、すでに言語学習適齢年齢を過ぎてしまっています。成人が外国語を堪能になるまで学習することはほぼ不可能です。さらに、英語は中・高では週4~5時間、ほぼ毎日学んでいたはずですが、大学での語学の授業は通常は、セメスター制を取っていれば週2回、通年授業ならば週1回の場合もあり得ます。


さらに、日本における英語教育は明治以来の伝統があり、日本語と英語の対照研究も進んでおり、文法書や辞書も充実しています。ロシア語やフランス語などの比ではありません。


つまり、Homes さんが英語に比べてロシア語の方をはるかに難しく感じるのは、客観的にロシア語が英語よりも難しいからではなく、学習環境・条件が違っていただからだけのことです。もし、Homes さんが中学校からロシア語を学習し、大学に入ってから英語を学んだのだとすれば、「英語って、なんだかなぁ〜。名詞の格もないし、語順をちょっと間違えれば意味が違ってしまうし、難しいよなぁ〜」とお感じになったはずです。



polon31 さんによる書き込み:


英国以外のヨーロッパ民族にとっては「英語を話すことなど造作もない」というのが肯けます。


確かに。特にラテン語の素養のあるヨーロッパ人は,10種類以上の言語を話す人が珍しくないと思います。


「ヨーロッパ民族」なんていう民族は存在しませんよね。また、ヨーロッパ人にしても、その母語がインドヨーロッパ語族なのか、ウラル語族なのか、それ以外なのかによって外国語学習の難易度は違ってくるでしょう。


また、現代ではラテン語の素養も怪しくなっています。この「10種類以上の言語を話す人が珍しくない」というのは専らインドヨーロッパ語族の話者の話ですね。だいたい、先にも書きました通り、彼らにとっては「外国語」というのは日本人にとっての「方言」程度の差に過ぎませんから。


日本語というのが1つの言語で、その差違は内部的な方言に過ぎないというのは、これは「政治的」な配慮であって、客観的にそうであるわけではありません。19世紀に300位の諸邦からなる連邦国家だった国から明治になって人為的に日本国という中央集権の国民国家を創成する時に共通の「日本人」という概念と「日本語」という共通言語が必用になったのです。「私たちは全て日本と言う国の国民であり、日本語を話す日本人である」という虚構はその時作られたわけです。ところが言語学的には、(色々な説がありますが)「日本語族」があり、それは「日本語派」と「琉球語派」から構成されていると考えることができます。「日本語派」はさらに「八丈語」と「日本語」から構成されています。そして「日本語」はさらに「東日本方言」・「西日本方言」・「九州方言」に大きく分類されるようですが、オランダ語とドイツ語、スペイン語とポルトガル語のことを考えれば「東日本語」・「西日本語」・「九州語」という独自の言語だと見なしても良いかも知れません。


また、日本は日本人は小国だと信じて疑っていませんが、実は人口だけではなく国土の面積的にも世界では大国の方になります。日本人は日常的に異言語話者のディアスポラと遭遇することがありません。この街の通りの反対側は朝鮮語じゃないと通じないとか、隣町は中国語がメインだとか、往来を歩いている人々が話している言語が日本語だけではなく、中国語や朝鮮語、モンゴル語、タガログ語等が頻繁に聞こえてくるというようなことはありません。また、日本語は話者数が世界でも有数の大言語なために、必用な専門文献のほとんどもすぐ日本語に翻訳されて出版されます。つまり、日常的に日本人には外国語は必用とされていないのです。ところがヨーロッパでは上に書いた街の情景は当たり前です。そこで、ある村人は物心付く頃には3つ位の言語が母語になってしまっているなんていうこともよくあるわけです。ハンガリー人とドイツ人とルーマニア人とスロヴァキア人が混住している村なんてよくありますから、そこで生まれ育った子供は学校で英語やフランス語を学ぶ前にすでにハンガリー語とドイツ語とルーマニア語とスロヴァキア語がペラペラだったりします。外国語はたくさん学べば学ぶほど次の言語の習得が(言語系統に関係なく)楽になって行きますから、彼らが8言語、10言語できるのは、もちろん、努力はありますし、そのこと自体は素晴らしいことですが、実は日本人が想像するほどたいしたことではないのです。


日本人にとって外国語が大変なのは:


1. 現在日本人が学ぼうとする外国語が系統的・類型論的に日本語から遠過ぎる


2. 日本社会においては外国語を必用とする状況がない


という2つのことが大きいと思われます。



polon31 さんによる書き込み:


平仮名は美しくて好きなので、平仮名表記を無くすのは反対です。


[...] ローカライズの片仮名を原語表記にするだけで,随分よくなると思います。


日本人が「原語」と言う場合にはしばしば「英語」という意味である場合が多いので...。日本の高校で使われる『高等詳細世界地図』なんかだと、ヨーロッパの地名などはカタカナの他にアルファベットでも併記されていますが、「ポーランド/Poland」、「ドイツ/Germany」、「ハンガリー/Hungary」、「ワルシャワ/Warsaw」、「ドナウ川/Dabube」のように全て英語併記です。これでは日本人の子供は「世界は英語で書くものなんだ」と誤解してしまうのも当然です。ヨーロッパで販売されている自動車地図等は「ポーランド/Polska」、「ドイツ/Deutchland」、「ハンガリー/Magyarország」、「ワルシャワ/Warszawa」のように、“本当の原語”(原綴 げんてつ)で表記されています。私は原綴主義は好きですが、英語主義は嫌いです (^^)。



polon31 さんによる書き込み:


今時英語くらいできなくてどうするって感じですね。


それは英語ができる人の論理です (^^)。しかもそのような言い方をする日本人は不思議なことに英語ができる日本人だけなのです。フランス語ができる日本人やドイツ語ができる日本人、ハンガリー語ができる日本人、イタリア語ができる日本人。誰もそんなことは言いませんよね? これも英語に対する(実は米国に対する)憧憬による過剰同化だと思っています (^^)。


私的には、日本がもっと経済でも、科学技術でも発展して、重要な論文も日本語でないと読めいない状況になり、世界中が日本語を勉強するようになれば痛快だなと思っております (^^)。あの誇り高い、英語ができても絶対に英語は話さないフランス人たちが、日本人たちのあまりにもの語学音痴さに根を上げて、背に腹は代えられないと、彼らの方がパリのシャンゼリゼ通りなどの商店で日本語を話すようになってしまっているというのは痛快の極みです (^o^)♪

2011/04/30 20:46 しい坊 への返信

ここだけ,


>それは英語ができる人の論理です (^^)。


ここから上は,なるほどと思いました。この部分だけ。これは「英(米)語」が大事だという意味ではなく,国を越えたコミュニケーションが大事だという意味と思います。勿論,それは双方向の努力で成り立ちますが,日本人も努力すべきです。私は若い頃に同じ理由で,エスペラントをかじったことがありますが,現実に,一般的なレベルでのコミュニケーションの機会を考えると英(米)語と中国語が断然,多いと思います。ヨーロッパの国際会議・学会発表も英語発表が増えてきたので,日本人も英語で参加するチャンスが増えています(それぞれの国の母語の重要性についてははまったく異議ありません)。

私はパリのシャンゼリゼの店で日本語で話しかけられて,がっかりしました(折角,片言のフランス語を覚えてきたのに・・・)。私が一番好きなのは,英語(中国語・日本語)を母語としない人たちと,片言の英語(中国語)でコミュニケーションする時です。

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