言葉の用法ミスはどこまで指摘すべきか?

私の中の優先順位は何を置いても「質問者の疑問が解決し、解決方法が明示されること」です。疑問が解決するのであれば多少の用語や綴りの間違いは気にしないし、やり取りに支障が出るような間違えであれば指摘(確認)をします。

間違えを指摘するのでも、指摘だけになってしまうと相手の気持ちを削ぐことになるので質問への返答8に対して用語間違いの指摘2ぐらいを意識しています。

ときどき文法の指摘ばかりやっきになってそれだけになっているコメントを見かけます。

例えるなら、言葉の不慣れな国に単身で放り込まれて通行人に道を聞いたら、発音が悪いだの文法が悪いだの言われるばかりで肝心の道を教えてくれないような感じで、その国に対するイメージが悪くなること請け合いです。


用語は正しく使うべきなのは間違いないのでしょうが、できればほどほどでお願いしたいと思う次第です。


そもそも、このトピックを立ち上げた一つのきっかけはPC=パソコンとして使うことはわざわざ話の流れを止めてまで指摘をするようなことか?というのを最近ずっと思っていたけど言うきっかけを失ってたら内にたまってきちゃってついついこちらで噴出させてトピ主さんにも迷惑をかけてしまう結果になってしまったので、他の件も含めて忌憚ない意見が聞けたらと思う次第です。


普段コメントをされない方も含め、質問者側の意見、回答者側の意見いろいろ聞けたらうれしいです。

投稿日 2010/11/14 07:38

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2011/04/30 21:04 Homes への返信

Homes による書き込み:


ここから上は,なるほどと思いました。この部分だけ。これは「英(米)語」が大事だという意味ではなく,国を越えたコミュニケーションが大事だという意味と思います。


まさにそう言う意味で書きました。お互い母国語があり、それは当然大事にするのですが、じゃ複数の母国語の人々が集まったとき何語で喋るかというと、やはり「英語」なのです。お互い第二外国語なので、フェアです。そう言う意味で、私は英語が母国語の人と英語を喋るのは嫌いで、英語が母国語の人が英語で話しかけてきたら、日本語で応えるようにしています(^^;)

2011/04/30 21:12 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:


遊びで片仮名を英語に変えてみました。

これで特に問題はないと思います。


と言うわけで、遊びついでで私は語に変えて見ました (^^):


>「Englishってなんて単純(簡単とは言いませんが)な言語なんだろう」です。


確かに。русскийとなると,当方などは挨拶程度以上は無理です。


>United Kingdom以外のEurōpeani (??)にとっては「Englishを話すことなど造作もない」というのが肯けます。


確かに。特にLatīnaの素養のあるEurōpeani (??)は,10種類以上の言語を話す人が珍しくないと思います。


>平仮名は美しくて好きなので、平仮名表記を無くすのは反対です。


確かに(ohē!)。平仮名は宮廷の女性が文学や日記を記した文字で,主に男や軍隊が使った片仮名とは美しさで大差がありますね。localisareの片仮名を原語表記にするだけで,随分よくなると思います。


>今時Englishくらいできなくてどうするって感じですね。


当方は学生時代に留学する機会がなく,外国語で苦労しました。子どもたちにはこの轍を踏ませたくないと思い,無理して留学させましたが,帰ってきたら私とはlībellaが違いましたね(嬉しいやら悔しいやら)。

2011/04/30 22:54 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:

しい坊 による書き込み:


諸民族は自民族の母語の使用権のために血みどろの戦いをしてきました。


ごもっともです(本心から)。


Homes さんがそうおっしゃっているのを疑う必要性は全く感じません (^^)。



英語は第2公用語ということでm(__)m。


ところが、この“第2”というのが曲者なんですよ。「蟻の一穴」(千丈の堤も蟻の一穴から崩壊す)という言葉もあります。


英語が全くできない日本人がほとんどの現在でさえ、義務教育で全国民が一応最低でも3年間は英語を学ばされていることの弊害として、最近の若者の間では:


「水が飲みたい」→「水を飲みたい」

「君が好きだ」→「君を愛してる」


のように統語構造まで英語風になってきてしまっています。


何年か前モスクワのシェレメチェヴォ空港で日本行の飛行機に乗り換えるために搭乗待合室に座っておりました。免税店などがあるセキュリティーチェックの前の廊下がガラス越しに見えたのですが、タレントの石塚英彦似日本人と思われる男性が汗をかきながら、ガラス越しにどうやって入ったら良いのかと困り果てたようにさ迷っておりました。そこで私はガラス越しに彼に近寄って指で指して入り口を教えて差し上げました。


後に彼と合流したのですが、京大の素粒子研究所の方だとわかりました。で、彼はロシアに講演に呼ばれて、その帰りだと言います。どこで講演したのか訊ねたところ、ジョージアだと言います。ん? ジョージアというのは米国の州で、ロシアにジョージアはないでしょうと言うと、「何を**なことを言っている。誰だって知ってる。ジョージアはロシアの共和国だ」と主張します。私は、「ロシアにジョージアなんてあるはずはない」と主張すると、まぁ、私が教養がないの、**だの、途端に横柄になりました。「いったい、どんな町で講演したのか」と訊ねると「首都のトビリシだ」とおっしゃいました。「トビリシ? あ、じゃあ、それはジョージアじゃなくてグルジアでしょう!? 日本語ではグルジアって言うんですよ」とこちらが言うと、「何を**なことを言っている! ジョージアは世界中どこでもジョージアだ。グルジアなんて誰も聞いたことはないぞ!」と強弁なさいました。いや、強弁ではないのでしょう。日常的に英語でコミュニケーションを取っていると全て英語が標準だと思い込んでしまうのでしょうね。


このApple サポートコミュニティでも私はよく誤解されるのですが、きっとその方は、私が本当はジョージアというのがグルジアのことだとわかっていて、わざと嫌がらせで知らないふりをしていたのだと信じていたのかも知れません。しかし私は本当にグルジアのことをジョージアと英語で言うとは知りませんでした。英語ができる日本人は英語ができない日本人がいるということは想像ができないようです。


村上龍のメールマガジンも購読しています。なかなか有益です。ヨーロッパの国際機関に勤務されている国際公務員の日本人の方の通信が毎週あり、なかなか興味深い文章なのですが、日本人のくせに「ブラッセル」だとか、「ワルソー」、「ダニューブ」、「***」のように表記されるのですね。日常的に彼は英語で生活しているのだと思います。もちろん、英語ではそのように発音しなければなりません。英語で原綴通りの発雄をしたら異様ですし、間違いです。しかし、日本語で表記するときには日本語で表記しなければなりません。変に英語にかぶれてしまうと、何でも外国のものは英語風に表記しないと我慢できなくなってしまう傾向が特に日本人には強いように思えます。


よって日本においては英語は“第何”公用語であっても公用語化には反対します。と言うか、それ以前にまず日本語を公用語化しましょうよ! 日本国の公用語は日本語ではないのですよ! そっちの方が由々しき問題だと思いますが?


他方,日本人は不思議な民族で(といっても単一民族ではありませんが),


「日本人」は民族名ですから、単一民族だと思いますが (^^)?(日本民族の内部に他の民族は存在しえない。)「日本国人」という国籍名で考えても、日本民族以外は全てを併せても 1 % にすら満たない人口ですから、日本は事実上の単一民族国家です。


沖縄県を「琉球自治道」のようにして事実上の半独立国にするか、日本国を本土帝州と琉球共和州の2国家制にして連邦国家にして、言語も本土共通語と琉球共通語にすれば、本土帝州の主要民族は大和人、琉球共和州の主要民族は琉球人ということになり、日本連邦は大和民族と琉球民族の多民族国家ということにできます (^^)。



他方,日本人は不思議な民族で(といっても単一民族ではありませんが),中国に植民地支配をされてもいないのに,外交使節を遣わしてまで漢字文化(文字・語彙・発音,漢文)を輸入し


当時の東亜においては中華帝国は最大の超大国かつ超文明国家でしたから、日本の行動は自然でありましたし、日本以外の中華帝国の周辺衛星諸国はどこも同じように振る舞っていたはずです。朝鮮などは日本以上に中華文明に過剰同化してしまいましたし。


また、日本は「漢委奴國王印」の出土からも証明されている通り、実際にも239年に邪馬台国の卑弥呼が魏に対して使者を送り親魏倭王の爵号を受けてからは、大和政権が樹立されてからも「倭の五王」と呼ばれる日本の天皇たちが中国から冊封を受けており(=中国を主人として、その臣下となった)、中国の属国として中国に支配されていたわけで、まぁ、日本がいつ中国から独立したのかはムニャムニャの状態になっているようです (^"^;)。


で、この高い文明から低い文明が文字や色々な学芸を受け入れることは別に東亜のみではなくヨーロッパでも広く起こったことでした (^^)。



ハングルのような独自の母国文字を作る努力もせず,漢字とその省略体を今日まで使い続けてきています。


朝鮮語のハングルにしても、日本語の仮名と同じような位置づけで「漢字仮名交じり文」のような「漢字ハングル混じり文」だったのではありませんでしたっけ? また、ハングルはせっかく作っても誰からも使われず、確か日本統治下でハングルが普及させられたのではありませんでしたっけ? ここら辺のところは何たって、harubang さんがお詳しいと思います (^^)。


そういう民族なので,英語についても中国に相対したのと同じように対応したらどうかと思っています。

(もしかしたらこんな日本の民族は,未来的かもしれないと期待しています。


日本人がそのように節操もなく (?) 異文化をバンバン受け入れてきた民族と言う説は私には都市伝説のように思えます。


人類史を紐解けば、世界のどこでも未開民族は近隣の文明大国の文物を積極的に受け入れています。古代ローマ人(ラテン人)も文明人のギリシア人からギリシア文字を学びラテン文字を作成し、蛮族ゲルマン人はルーン文字を捨て、ローマ帝国のラテン文字を導入しました。東方から欧州に侵入してきたハンガリー人たちもロヴァーシュ文字を捨てて、ラテン文字を導入しました。


宗教だって日本人が仏教に帰依したように、ゲルマン人やハンガリー人もキリスト教文化に帰依しています。そしてどの民族も自分たちが受け入れた文明世界の文物を自民族に合ったように適宜変更を加えています。



神は人類の力をそぐために違う言語を話すようにさせた。多分聖書)


まあ、バビロンの摩天塔(Turris Babel/מגדל בבל)伝説の由来が正しいと仮定すると(正しいわけありませんが)、この世界の“バベルの塔”状態を収束させて単一言語(アッカド語!?)に戻すというようなことは、神の意志に反する行為で、やはりよろしくはないのではないかと (^◇^;)? しかも“元に戻す”と言うことは、まぁ、アッカド語かシュメール語に戻すことであって、決してゲルマン語が壊れて成立した現在の英語ですらない米語ではあり得ませんよね (^^)?

2011/04/30 22:58 NO9 への返信

NO9 さんによる書き込み:


世界中で現在英語が優勢な時期に英語が日本の(第二であれ、第三であれ)公用語の位置を占めれば、日本人も雪崩を打って、英語をメインに使うようになるでしょう。やがて日本語訛りのおかしな英語が日本の国語となってしまうのは目に見えています。


とは全く思いませんが。


思わないことが危険でもあるわけです。思わなくてもそうなってしまうと思います。ま、世界にはそういう実例がわんさかあるんで...。

2011/04/30 23:00 polon31 への返信

polon31 による書き込み:


少なくとも私は、そんなことにはならないと思います。そこまで日本人は**じゃないと思います(思いたい)。英語は所詮英語です。日本語に取って代われるほどの言語じゃないです。ただ、お互い外国語で喋る必要がある時にだけ使う言語だと思っています。


ドラマの世界では最後は正義が勝ちます。また貧しくても正直に一生懸命働いている人々が最後には報われます。言葉に関しても理想的にはおっしゃる通りでしょう。しかし、現実は...? だいたいパソコンだって、なぜパソコンのシェアの9割以上は Mac ではなく PC なのでしょう?

2011/04/30 23:09 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:


英語第2公用語化は,昔の私のボスが提言したことで,当分実現することはないので,皆充分に意見を述べたところで終わりで如何でしょうか。


当分実現しそうもないどころか、新聞は社説で英語を日本の公用語にせよと吠え、文科省は小学校から英語を必修としようとしています。外堀はすでに埋められている状況でしょう。大坂冬の陣が終って、外堀が埋められてしまった以上、次の大坂夏の陣の帰趨はもはや明らかです (-_-;)。



続きとしては,Synchro・シンクロ・同期とある中で(原語表記・片仮名表記・漢字表記)のどれを基本にするべきかとか,また漢字表記の場合「同期」のように漢字本来の意味と違っているが定着してしまっている用語をどう考えるべきかとか,用語の誤りとは何かなどについてのご意見をお聞かせいただけたら有り難く存じます。


例えば polon31 さんはどのような漢語が「同期」よりも適切だとお考えですか (^^)?


「用語の誤り」等に関しては先の「能記」・「所記」・「恣意」の文をご参照ください。



追記:上で同期は少なくともシンクロより「違和感はない」と書かれていましたm(__)m。

   私は,言われてみるとシンクロより同期に違和感を感じます。


なぜ違和感をお感じになるのでしょう (^^)?

2011/04/30 23:54 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:


ここだけ,

しい坊 による書き込み:


それは英語ができる人の論理です (^^)。


ここから上は,なるほどと思いました。この部分だけ。これは「英(米)語」が大事だという意味ではなく,国を越えたコミュニケーションが大事だという意味と思います。


はい。その通りなのですが...。困ったことに、英語派の方々は「だから英語で」という結論に短絡してしまわれるのです。


ちょうど、「パソコンのプラットフォームが色々あるのはユーザーにとっては不便ですよね?」という意見には誰もが(総論で)賛成するのに、Windows ユーザーは「だから、PC に統一しましょう (^^)♪」ということになるのと同じなんです。


同様に、本当にそれは英語で良いのかということを考えてみる必要があります。(Macintosh の方が良くはないのか?)ここら辺のところは、英語にどっっぷり浸かっている方々には、PC にどっぷり浸かっている方々と同様に、どうしてもご理解いただけないと思います。「理解できない」というよりは「見えない」と言った方が正確でしょうか?


英語が現在世界で最も流通しているということは誰も異論がないと思います。私のような反英語主義者でも異論はありません。(正確には「反米語主義者」か?)さらに現代世界で生きて行く上では英語ができることは色々と有利になることも事実です。(パソコンも PC ができた方が Mac しかできないことよりも色々と有利になるのと同じことです。)


ただし、


・英語は現在最も普及している

・英語は日本人にとっても有用である


というここと


・英語を日本の第二公用語にする


ということとは違います。(ちなみに日本には第一公用語すらないのに、第二公用語というのはおかしいですね (^^)。)


結果として日本人のほとんどが“勝手に”英語を学習することに異論はありませんし、日本の学校教育において英語を第一外国語とすることにも全く異論はありません。


ただし、日本の大学教育から第二外国語を排除したことも、英語を日本国の第○公用語にすることも強く反対いたします m(._.)m。



勿論,それは双方向の努力で成り立ちますが,日本人も努力すべきです。


英語国民は全く努力してませんよねぇ〜...。世界中で英語国民だけが...。



ヨーロッパの国際会議・学会発表も英語発表が増えてきたので,日本人も英語で参加するチャンスが増えています(それぞれの国の母語の重要性についてははまったく異議ありません)。


フランス語やドイツ語で発表しても良いのに、なぜか(いや、理由はわかっていますが)日本人は英語でしか発表をやりませんよね。私としてはもう少しこの英語偏重主義にバランスを取ってもらいたいものだと思っています。



私はパリのシャンゼリゼの店で日本語で話しかけられて,がっかりしました(折角,片言のフランス語を覚えてきたのに・・・)。私が一番好きなのは,英語(中国語・日本語)を母語としない人たちと,片言の英語(中国語)でコミュニケーションする時です。


私は世界のどこへ行っても、ハンガリー語で通すことを楽しんでいます (^^)。意外と世界中で通じちゃうんですよ (^^)。浅草雷門の仲店通りでも、もい大声で「ハンガリー語がわかる人ぉ〜 (^^)♪」と叫べば必ず何人かは返事をしてくれます。ハンガリー国籍はさすがに少なく、米国籍だったり、オーストラリア国籍だったりしますが (^^;)。


私は今ではエスペラント語はやっておりませんが、外国の街で困り果てて座っていたときに偶然エスペランチストに遭遇して助かったこともありましたし、先日も、小田急線で帰宅する時に隣に座った盲目の西洋人に彼が下車する駅のことを訊ねられ、当初はつたない英語で会話していましたが、その内、彼がエスペラント語ができるということがわかったためにエスペラント語に切り替えたら彼もえらく感動しておりました (^^)。しかし40年使わなかったエスペラント語は錆びついていてきつかったですね。でも、英語よりははるかに楽ではありました。

2011/05/01 01:01 しい坊 への返信

2点です。

「同期」は,私も何の疑いもなく使っていましたが,指摘されてみると「同期の桜」が気になるようになってしまい,シンクロは同調とか併合とかの方がよいのかなという気がしてきました(こういう所が,文字は単なる記号ではなく意味をもつ漢字文化圏から抜け出せない所です)。

「民族」について(脱線ご容赦)。日本列島には人に進化できるサルはおらず,色々の所から波状的にやってきた集団の寄り合い所帯です。日本列島(時には日本弧)にくる道は,大きくは三つあり(樺太>北海道,朝鮮半島>九州北部,琉球列島>九州南部),前2つは新モンゴロイド(寒地適応して,目が細く,のっぺりした顔,胴長,短足)の道,後1つの道は古モンゴロイドの道(暖地適応して,目が大きく,顔の彫りが深く,スタイルが良い。鹿児島出身の郷ひろみタイプ)です。もちろんこれらの集団は混血しますし,言語的違いも抑えられ,日本国民として統合されています。ただその遺伝的,気質的,文化的な地理的勾配は今でも維持されていて,日本国は多民族国家と考えています(あくまで学会の一つの意見です。言語を民族の第一の指標にしたら違う話になります)。

2011/05/01 01:10 polon31 への返信

polon31 さんによる書き込み:


お互い母国語があり、


これは単なる雑学的知識ですが、最近では日本語でも「母語」という表現が定着してきています。「母国語」という表現はどうしても「国家」が介在してしまうので不正確になってしまいます。


例えばチェコ国籍の****(ロマ)人は母国はチェコですから、母国語はチェコ語になります。しかし母語は****(ロマ)語です。日本国に居住する少数民族であるアイヌ人も(悔しいでしょうけれど)母国語は日本語です。しかし(かつては)母語はアイヌ語でした。


かように言語の概念に国家と言う政治的な単位を入れてしまうのは色々問題が生じてしまうので、最近ではできるだけ「国」という概念を排除する方向で用語が使われるようになっています。


同様に言語を数えるときの助数詞も日本では「か国語」が一般的ですが、例えば「****(語)」、「アイヌ語」、「エスキモー(イヌイット)語」、「ラップ(サーミ)語」、「バスク語」、「カタルーニャ語」は全部で6言語ですが、これらの言語を公用語としている国は1つも存在しないので「6か国語」という表現は明らかにおかしいとなります。


さらに、さらに「海外旅行」も、日本の新聞ではよく「オーストリア人の◯◯さんが生まれて初めてドイツに海外旅行したときには...」のように書きますが、オーストリア人がドイツに旅行しても海外旅行ではありませんよね? ヨーロッパ大陸の官庁や企業などの部局では、米国や日本、豪州を担当する「海外局(部)」と大陸無いの外国を担当する部局に分かれていたりします。


トリヴィアついでですが、世界で日本語が公用語である地域は1つだけです。それは意外にも日本ではなく、パラオ共和国アンガウル州です。アンガウル州憲法第12条 (A) 第1項で日本語が公用語と定められています (^^)。


Constitution of the State of Angaur

Angaur, Republi of Palau


ARTICLE XII


GENERAL PROVISIONS


(A): Official Languages.


Section 1. The traditional Palauan language, particulary the dialect spoken by the people of Angaur State,shall be the language of the State of Angaur. Palauan, English and Japanese shall be the official languages.



お互い第二外国語なので、フェアです。そう言う意味で、私は英語が母国語の人と英語を喋るのは嫌いで、英語が母国語の人が英語で話しかけてきたら、日本語で応えるようにしています(^^;)


全然フェアではありません。英語と同じゲルマン系の言語を母語とするドイツ人と、非印欧語族系の言語を母語とする日本人とでは日本人が圧倒的に不利です。


いずれにせよ、私たち日本人は相手の外国人が日本語ができないときに、何らかの共通仲介言語を介在させてコミュニケーションを実現しようとしますが、それは良いことです。問題なのは、多くの日本人が「この人とは何語でコミュニケーションが可能であろうか?」と考えることなく、英語を選択し、相手も英語が使えることを期待してしまうことにあります。


むかし、ハンガリー少年少女合唱団(本当は「ハンガリー放送児童合唱団」)が頻繁に来日していた頃、当然日本人の女子の追っかけ(ほとんどは女子高生)が大量に発生しておりました。(無伴奏のアカペラの地声で歌う合唱法は日本の合唱界に衝撃を与え、その後の日本の合唱界の変化に繋がりました。)その時、その女子高生たちの不満は、メンバーの全員が英語ができる分けではないということでした。日本人も英語が母語なわけではないのに、相手の外国人が英語ができないと***ってしまうわけです。(これも私が英語を日本の公用語化することに反対する理由の1つです。)


ハンガリーの小学校では色々な外国語を選択できます。子供によって英語を選択する者もおれば、フランス語やドイツ語を選択する者、イタリア語やロシア語を選択する子供もおります。なんと、日本語やエスペラント語を選択する子供までいるのです。(ハンガリーには日本語やエスペラント語だけで授業を行う公立の小学校がいくつか存在します。日本語を教えるのではなく、日本語で教えるのです。もちろん生徒は日本人ではなく、普通のハンガリー人の子供たちです。)ですから、ハンガリー少年少女合唱団のメンバーが世界を旅行すると、ほとんど必ず誰かは言葉を通じさせることができるのです (^^)。多様性ですね。ところが、日本人はそのような言語の多様性とその便利さが理解できず、英語のみに一本化することを要求します。(皆さんも日本社会の同化圧力の強さは理解されていると思います。その日本で英語が例え第二であっても公用語になったらと思うと、ぞっとします (^^;)。)


以前、日本の大商社の人と話をしていたら、ドイツの取引先からドイツ語で文書が届いたというのです。「本当に呆れたよ。あいつら何考えてるんだろうね。世界の公用語は英語なのに。だから送り返してやったよ。日本人と取引がしたいのなら英語で書いてよこせってね」とさも自慢げに話していました。アメリカ人以上に英語一辺倒主義に染まっていたのです。


仮に、ここで英語第二公用語化を提案していらっしゃる方々がそのような英語至上主義者でなかったとしても、日本社会で一度英語が公用語化されたら、民衆の雪崩を打った動きにはそれらの方々も打つ手はなくなってしまうことでしょう。


日本においては、英語は何をやらなくても広まっています。別に強制せずとも皆が必死で英語を学ぼうとしています。すでに十分なのですから、第二公用語化等と言ったお墨付きは必要ありません。そんなことをすれば、やがて必ず日本語を話す日本人が迫害されるようになってしまうことでしょう。

2011/05/01 01:54 しい坊 への返信

しい坊 による書き込み:

Homes さんによる書き込み:


続きとしては,Synchro・シンクロ・同期とある中で(原語表記・片仮名表記・漢字表記)のどれを基本にするべきかとか,また漢字表記の場合「同期」のように漢字本来の意味と違っているが定着してしまっている用語をどう考えるべきかとか,用語の誤りとは何かなどについてのご意見をお聞かせいただけたら有り難く存じます。


例えば polon31 さんはどのような漢語が「同期」よりも適切だとお考えですか (^^)?


すみません。ここは「Homes さん」の間違いでした m(._.)m。

2011/05/01 03:53 Homes への返信

Homes さんによる書き込み:


「同期」は,私も何の疑いもなく使っていましたが,指摘されてみると「同期の桜」が気になるようになってしまい,シンクロは同調とか併合とかの方がよいのかなという気がしてきました(こういう所が,文字は単なる記号ではなく意味をもつ漢字文化圏から抜け出せない所です)。


漢字は表意文字ですから、色々組み合わせて、楽しむことができます。例えば、私は以前「インターフェース」に対して「接界」という訳語の提案を目にしたことがあります。これは広まってはおりませんが、非常に良い訳語だと感心しており、時折私も使っております (^^)。著者の方はワープロ全盛期によく解説書を書いていた「竹」だか「武」の付く名前だったような気がします。


まぁ「同期の桜」と言われてしまうと、確かに「う〜ん」となりますが、1つの単語には複数の意味がありえます。「同期の桜」の「同期」が必ずしも「シンクロナイズ」の意味とは同じではなくても問題はありません。


なお、現実の問題として、日本語ではすでに「シンクロナイズする」という意味での「同期」は定着し、オーソライズされてしまっています。例え気にくわなくても、これを変えることは日本において PC と Mac の比率を逆転させるよりも難しいでしょうね。よほど「これだ!」とでもいったような適切な用語でも見つけない限り...。


どう‐き【同期】

① 同じ時期。その期。「昨年―」

② 入学卒業あるいは入社の年度が同じであること。「―の桜」

③ 作動を時間的に一致させること。シンクロナイズ。「―をとる」

④ コンピューターで、あるプロセスが、他のプロセスによる事象が起こるまで待つこと。

どうき‐き【同期機】

どうき‐せい【同期生】

『広辞苑 第六版』


どう き【同期】

(名)スル

① [1] 同じ時期。同じ年度。「昨年━」

② [1] 入学や卒業,あるいは入社の年度が同じであること。また,その人。同期生。「━の友」

③ [0] 機械の作動を時間的に連関させること。シンクロナイズさせること。「ストロボをシャッターに━させる」

④ [0] 二つ以上の周期的運動の周期が一致すること。また,一定の整数比になること。

『大辞林 第三版』



「民族」について(脱線ご容赦)。日本列島には人に進化できるサルはおらず,色々の所から波状的にやってきた集団の寄り合い所帯です。日本列島(時には日本弧)にくる道は,大きくは三つあり(樺太>北海道,朝鮮半島>九州北部,琉球列島>九州南部),前2つは新モンゴロイド(寒地適応して,目が細く,のっぺりした顔,胴長,短足)の道,後1つの道は古モンゴロイドの道(暖地適応して,目が大きく,顔の彫りが深く,スタイルが良い。鹿児島出身の郷ひろみタイプ)です。もちろんこれらの集団は混血しますし,


混血は多少はするようですが、実は意外と交配が進んでいないという記事をどこかで読んだ記憶があります。どこかの大学の研究室での調査結果だったと思うのですが、新聞で読んだのでしょうかね? 明治以降。関東人と関西人の間での交配(結婚)がほとんどないという調査結果でした。実際には東京には関西出身者が大量に居住しているので「それはないだろう?」と思う所なのですが、東京に居住している関西出身者は、やはり東京に居住している関西出身者と結婚する傾向が非常に強く、結果として血の交配はほとんど進んでいないというものでした。どうなんでしょう?



もちろんこれらの集団は混血しますし,言語的違いも抑えられ,日本国民として統合されています。ただその遺伝的,気質的,文化的な地理的勾配は今でも維持されていて,日本国は多民族国家と考えています(あくまで学会の一つの意見です。言語を民族の第一の指標にしたら違う話になります)。


下手に Homesさんの専門に口を差し挟むと火傷をしかねませんので怖いのですが...(^^;)。おっしゃっていることはよく理解できるのですが、しかし、それは社会科学的な分類概念である「民族」ではなく、形質人類学的な分類である「人種」のような気がします。つまり、日本は「多人種国家」それならば異論はありません。


ただ、私は考古学の方は全く専門外なので、もしかすると日本語の学術用語自体、分野によって定義が違うということもありうるのかもしれません。


私の方の理解では、民族とは社会学的・文化的な概念であり、専ら共通言語を特徴とする(しかし言語は必ずしも必要条件ではない)共通の所属意識を持つ主観的な集団で、通常は同じ、ないし近い人種同士から構成されるけれども、歴史的な経緯から遠い人種同士でも同じ民族意識を持つ場合があるというものです。


「民族」というのは非常に曖昧な概念で、かつ(その国の国籍を持つ者と言った意味ではなく近代的な国民国家を構成する、natio の意味での)「国民」とも同じではありません。


それにしても、国民としてではなく、民族的に「日本人」という意識はいったいいつ頃登場したのでしょうねぇ?


おっと、もっとも、おっしゃっている日本の住民の3つの分類は、考えたら必ずしも人種的な分類と見なす必要はないですね。いわゆる民族の下位分類のエスニック・グループと見なすこともできますね。部族と言うか...。これまたうまい日本語が見当たりません。ハンガリー人で言うと、セーケイ人 (székely [ˈse̝ːkɛj]) とかパローツ人 (palóc [ˈpɒloːʦ])、クン人 (kun [ˈkuˑn]) がハンガリー人の中のエスニック・グループとされています。セーケイ人は有名人が多く、西洋のチベット学の創始者にして最初のチベット語英語辞典の編纂者であったケーレシュ=チョマ・シャーンドルとか、非ユークリッド幾何学の創始者、ボーヤイ・ヤーノシュとか、パプリカからビタミンCを抽出してノーベル生化学賞を受賞したセント=ジェルジ・アルベルトとか、結構います。

2011/05/01 07:57 Maculturati への返信

iPhoneやiPadだと、Macで新しいアプリや曲をインストールした・写真を増やした、じゃiPhoneやiPadにも入れておこうと言うのが多いような気がします。これだと、明らかに①ではないですよね。むしろ、Macで書類等を作成している場合、定期的にバックアップを取りますが、これは①のニュアンスが強いと思います。なので、MacやPCでのデータバックアップは「同期」でも良く、逆にiPhoneやiPadの場合に違和感があります。

2011/05/01 08:26 polon31 への返信

polon31 さんによる書き込み:


iPhoneやiPadだと、Macで新しいアプリや曲をインストールした・写真を増やした、じゃiPhoneやiPadにも入れておこうと言うのが多いような気がします。


iPhone や iPad のユーザーの恐らく 85 % 位は(←自分が予想したテキトーな数字です (^^;))Mac でアプリは購入しないし、楽曲も購入しないし、アドレスブックで住所録の編集もやっていないでしょう。これらは全て iPhone 上でやっているはずです。


Mac と繋ぐのは(何をやってるんだかよくわからないけど...たぶん...)バックアップを取るためだけ。しかし、いったい何がバックアップされているのかまでは考えていない。しかし、この Mac とたまに繋ぐという人でさえ、たぶん、ユーザーの 30 % 前後でしょう。ユーザーの 70 % 位は、iPhone や iPad を購入してから、たぶん1度も Mac と繋いでいない。


iPhone で撮影した写真も、「きっと Mac と繋いだときにどこかにバックアップされているんだろう」位にしか認識しておらず、別途、手動でパソコンや外付けのディスク等にバックアップするという発想は皆無...。


ちなみに私は iPhoto は写真の管理には使っていませんが、iPhone や iPad に移したいものだけそこに登録しておいています。単に iPhoto の同期機能が便利だからに過ぎません。


写真や楽曲、アプリも当然 iPhone や iPad には入りきりませんので、必用なものだけチェックを入れて“部分同期”させています。

2011/05/01 20:34 しい坊 への返信

極、重箱の隅ですが……。

iOSアプリのWISDOMと大辞林で「グルジア」を検索すると前者がGeorgia、

後者がGruziyaを表示します。

こうなるとiPodをi-Podと言ったりiTunesをi-Tuneの違いじゃないです。


因みにiOSアプリの大辞林でGeorgiaを引くと、アメリカ合衆国の一州と言う

表示しかされないです。


で、Georgiaが英語表記として、Gruziyaは何語表記なんだろう?

2011/05/01 21:36 木藤 への返信

木藤 さんによる書き込み:


iOSアプリのWISDOMと大辞林で「グルジア」を検索すると前者がGeorgia、

後者がGruziyaを表示します。


iOS で提供されている『ウィズダム英和和英辞典』で「グルジア」の訳語として Georgia が表示されるのは、これが和英辞典であり、かつ Georgia がグルジアの英語の正式な表記である以上、何の問題もありませんよね?


『大辞林』の方は国語辞典、すなわち日本語辞典です。国語辞典は見出し語を仮名で表記した後に漢字による表記法を提示していますが、外来語の場合には直接の語源を表示するのが通例です。通常紙の辞書だと、それが何語からの借用語なのかの表示もあるのですが、iOS 版ではフォントの関係か、それは表示されないようです。(たぶん、割り注のように通常のフォントの 1/4 のサイズの仮名で1行のスペースに2行使って表記する。)(そう言えば、時々外来語の見出しの後の表記は原語表記ではなく、全て英語表記だと誤解している方がいらっしゃるようです。)


で、日本語の「グルジア」は明らかに誰が見ても英語語源ではありませんよね? もし英語語源だったら「ジョージア」となっていたはずです。グルジアは旧ソ連邦の構成共和国でしたから、旧ソ連の地名は、その構成国の本来の言語によってではなく、連邦公用語のロシア語で記述される場合が一般的でした。(まぁ、当時のソ連研究者はロシア語しかやりませんでしたし。)で、グルジアという呼称はロシア語の呼称です。グルジア人たちが自分たちで自分たちの国をグルジアと呼んでいるわけではありません。グルジア語ではグルジアは「音訳:サカルトヴェロ/原綴:საქართველო/ラテの文字への翻字:Sakartvelo」です。


さて、グルジアは英語ではなく、ロシア語からの借用語です。グルジア語による国名が日本語に入らなかったのは困ったものではありますが、少なくとも、グルジアはロシアが主導するソ連邦の構成共和国でしたから、その構成国名を連邦公用語のロシア語から日本語に写してくるというのは、まぁ、グルジアと全く何の関係もない英語読みで導入するよりは多少はマシでしょう。


グルジアはロシア語では「Грузия」と表記されます。この文字はギリシア文字やラテン文字(ローマ字)の中かであるキリル文字というアルファベットです。ラテン文字・ギリシア文字・キリル文字の違いは、ほぼ日本語の平仮名と片仮名の違い程度だとご理解いただければよろしいと思います。


で、『大辞林』に掲載されている「Gruziya」は「Грузия」というキリル文字を機械的にラテン文字に写した「翻字」(transliteratio) です。「Г」=「G」、「р」=「r」、「у」=「u」、「з」=「z」、「и」=「i」、「я」=「ja=ya」です。


『大辞林』で「ソクラテス」(本当は「ソクラーテース」が正しい)を引くと、やはり原綴(げんてつ)として「Sōkratēs」と表記されていますが、これは本当のギリシア語の原綴の「Σωκράτης」の翻字です。実際の発音は「ソークラテース」ではなく「ソクラーテース」[soˈkraːtɛːs] のようですが、翻字の場合はあくまでも文字に忠実に長母音の「ω」はラテン文字でも「ō」と長母音で翻字されています。(で実際の発音は短母音でと...。)


『大辞林』で、キリル文字やギリシア文字の表記をわざわざラテン文字に翻字しているのは、


(1) 日本人のほとんどがラテン文字ならば何とか読めるが、ラテン文字の元となったご先祖様のギリシア文字やラテン文字同様、ギリシア文字から発達してできたキリル文字が読める日本人は少ないため、ラテン文字に翻字した。


(2) ならば、キリル文字やギリシア文字の原綴を示した後でラテン文字の翻字も併記するのがより正確で望ましいはずではあるが、現在のような Unicode ベースのコンピューターによる DTP 制作ではなかった以前は、キリル文字やギリシア文字の植字は非常に手間とコストが掛かっていた。


という2つの理由があったのだと思います。



因みにiOSアプリの大辞林でGeorgiaを引くと、アメリカ合衆国の一州と言う

表示しかされないです。


これまた、『大辞林』は英語辞典ではないので、Gerogia で米国の州しか検索できないのは当然でありますし、逆に「Georgia」で「グルジア」まで検索されてしまうとしたら、これは「便利」なのではなく「問題」となってしまいます。Georgia という語から日本語に入った外来語は「ジョージア」だけですからね。



で、Georgiaが英語表記として、Gruziyaは何語表記なんだろう?


『大辞林』の「ジョージア」の語源は英語です。ただし、これの大本の語源はラテン語です。「ジョージア」はラテン語の「ゲオルギア」を英語風に訛って発音したものです。



なお(誰でも自由に書き込める)「グルジア - Wikipedia」の日本語記事の執筆者は


英語名はジョージアGeorgia (/ˈdʒɔrdʒə/)、日本語ではグルジアと表記される。[...] なおグルジアを意味する英語やフランス語のGéorgieなどは、グルジアのほかにアメリカ合衆国ジョージア州とスペルおよび発音も同一である。


のように書いています。グルジア語名よりも、ロシア語名よりも、日本語名よりも、先に、真っ先に英語名を挙げている所、英語だけではなく、フランス語でも「ジョージア」と「グルジア」は同じ綴りだとあえて強調していることからも、彼が日本語でグルジアが“正しく”「ジョージア」と表記されていないことに不満を感じているのが見え見えです。


ここでフランス語の表記を持ち出しているのはインチキな情報操作です。この項目の左側の色々な言語による「グルジア」の記述を確認すればすぐわかることですが、ほとんどの言語で「グルジア」と「ジョージア」は区別されています。それなのにそれには言及せず、特殊なフランス語の例のみに言及し、かつ、「フランス語でも」と単純に記述せず、「英語やフランス語の」のように、最初からわかっている英語まで数に上げることで読者に複数の言語、すなわち(印象として)「日本語以外の世界のほとんどの言語では区別しない」という謝った印象を日本人読者に与えようと言うもので、これはこのような百科事典の記述法としては(悪意はないけれども)結構「悪質」です。事典・辞書では一番やってはいけない記述法です。

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