MacBook ProのACアダプターコード皮膜がどんどん裂けてボロボロに

scincus さんからの報告が上がってから、私も知人のものを含め MacBook Pro 13 Mid 2009 用 MagSafe 電源アダプター（第一世代）、MacBook Air 13 Mid 2012 用 MagSafe 2 電源アダプター、MacBook Pro 15 Retina Mid 2012 用 MagSafe 2 電源アダプターのケーブルの状態を事のついでに見ていますが、皮膜がぼろぼろと剥ける現象または兆候は見られません。私が見ているものとの違いを上げるとすると、scincus さんの MagSafe 電源アダプターが第二世代だということぐらいでしょうか。

樹脂皮膜が影響を受けるとすると、やはり溶剤を使用する環境かなと思うのです。もう少し先の話ですが、溶剤（エポキシ樹脂、セメダイン、ラッカー等）を使用する環境に我が Mac を置くことになるかと思いますので、電源アダプターのケーブルに何らかの変化があれば、ここに書き込ませていただこうと思います。

（他の修理済品が届く仕組みになっているのでしょうか。）

そうですよ。そのものを修理してから返却だとコスト的にも日数的にもパフォーマンスは悪いですよね。

改良されたのでしょうか。

途中で改良されたはずです。

もう少し改良して欲しいと思います。

今度は

多忙で面倒になり怠って

しまう前にぜひともフォードバックを。

アップル - フィードバック - Apple

ちなみに私の環境では、改良されたアダプタはコードが破れる事無く数年使用できていますね。結構持ち運びも多いのでそれなりに巻いたりのばしたりも繰り返しています。二つ持っていますが、二つとも大丈夫です。

そうなると全体の品質の問題というより製造ロットの問題ですかね。

これはひどいですね。

このような状態は Windows PC も含めて経験したことも見たこともありません。

私の Mac は購入して２年８ヶ月ですが、AC アダプターのコードの皮膜はちゃんとついています。もちろん出かける時は AC アダプターの爪に普通にコードを巻いていますが、なんともありません。

サポート期間が過ぎているとは言え、私には欠陥品にしか見えません。

ただ電話でのやり取りでは、らちが開かないように思います。

もし、お近くに Apple Store があるのでしたら、そこに現物を持ち込んで相談するのが良いと思います。

ちょっと口を挟ませていただきます。

難しい話ですが、劣化には様々な要因が関係しています。（敢えて劣化という表現を使わせていただきます。それは、不良だったのかどうかの判断は現状、誰にもできていないからです。）

メーカー側も今までの実績から、できる限り劣化が起こりにくい材料及びその配合を選ぶこと、かつ様々な国の安全基準や環境基準をクリアすること、などを考慮し、材料選定、設計を行い、製造工程を作り上げます。

しかし、使用されている材料からできあがったものがどのような使用環境下で劣化を起こしたり、劣化が早まったりするかは全ての条件を把握することも、全ての条件でテストすることも不可能です。

ですので、1本ダメだったから、他もだめかもしれないと思われる気持ちも分からないでもありませんが、おそらく不良だったかどうかは、ケーブルを設計製造したメーカー側で問題の起こったケーブルを詳細に解析しないと分かりません。

言い方は悪いかもしれませんが、外れを引いたと言わざるを得ません。（買った側からすれば100万分の1であろうが、1000万分の1であろうが関係ない話と言えばそうなのですが）

また、数万本、数十万本、数百万本のケーブルを1本1本検査することは納期の兼ね合い、物理的な面を考慮しても不可能と言わざるを得ません。完全に設計通りの配合比率、皮膜の厚さなど検査しようとすると全ての生産品を破壊するしかないのです。

上記のようなことを考慮しても、サポート担当者の発言には問題を含んでいると言えます。上記の通り、どのような原因が考えられるかは、詳細な解析をしないと、使い方が悪かったのか、何らかの劣化要因があったのか、ケーブルそのものが不良だったのかの判断は、一般的に考えて、サポート部門では判断できるレベルではありません。

写真を拝見しました。

自分も今まで何台もMacBookを扱ってきましたが、このような事例は初めて見ます。

使用環境の問題も考えられなくはないですが、お話を伺っていると特に劣悪な環境下とも思えないので、やはり材料的な問題(可塑剤の配合不良など)が一番可能性が高そうです。

もし被覆の材料不良が問題の原因だとすると、ケーブルメーカーから納入されたケーブルがリール単位で問題を生じている可能性が高いので、同様なことが近いうちに大量発生するはずです。そうなればAppleも無償交換という対応をとることになるのではないかと思われます。

過去の事例では、不良発見当初(まだ不良との認識がない時点)に有償で交換・修理を受けた場合でも、後に製品不良であることが発覚した場合には遡って代金の返済などが行われていますので、とりあえずは有料で修理(交換)という対応をとっておくのが良いと思います(バラバラになった被覆や使用環境に関する詳細なレポートも一緒に返送しておくと良いでしょう(解析の参考になるかどうかはわかりませんが、情報提供しなければ利用のしようもありませんので))。

この事例は明らかに製品の安全性に関わる問題だと思いますので、問題のあった個体をAppleに故障品として戻すことで事象の存在をメーカーに知らしめることができますし、トラブル解析のチャンスにもなります。

製品の不具合であるとの結論を得るには半年(或は1年)以上を要するかもしれませんが、同様な問題を生じた人が事例を積み重ねることで問題解決に至ると良いですね。

うちのmacbookも予兆が・・・

大丈夫かなあ。

「床のワックス・・・」という話がありましたが、床に置いているということは、「踏む」とか「上に物を置く」などはないですか？

１箇所で損傷が起きると、過剰な電気が流れ熱などでどんどん損傷していくということはあると思います。

１年でコードが大きく損傷するななんて同じ MacBook Pro のACアダプタでも広く起きているとは思えませんし(聞きませんし)、たまたま不良品というのも２つ連続というのも可能性は非常に低いと思います。

物理的な力か、ワックスなどの溶剤のようなものか分かりませんが、使用状況に何らかの問題があるように思います。

海に近い場所にお住まいとか、交通量の多い道路沿いという事はありませんか？

塩分や窒素酸化物、硫黄酸化物でも劣化が進みます。

あと、紫外線が当たるという事は？

直射日光ではなくても、質の悪い蛍光物質を塗布されているような蛍光灯からも紫外線が出ます。

(まあ、普通はUVC領域の透過率が悪いガラスが使われていますが…)

その他、レーザープリンタやコピー機が、換気の悪い同じ室内で常に電源が入っていて、オゾンがでているとか…。

マイナスイオンを謳うようなコロナ放電方式の発生装置が室内にあるとか…。

だいぶ昔の投稿に対する返信ですが、、、

私も以前使っていた MacBookPro 15inch Early2011 の電源ケーブルが同様になりました。

特に溶剤など特別な環境においたわけでもありませんし、室内使用ばかりで強い紫外線が当たることもありませんでした。

私の場合も、MagSafeの口の近くからぼろぼろになってゆきました。ビニールテープと熱収縮チューブでケアしましたが、ぼろぼろ状態の部分は徐々に広がってゆきました。

今まで知人が使っているものも含めて数十台のMacBookを見たことがありますが、この現象を見たのはこれ一つだけです。

なんとなく、被覆にねじれの力が加わり続け、劣化が早まったのではないかと思っています。

まあ、それにしても被覆にそのような力が加わるというのはごく普通のことで、こんなにぼろぼろになったものなど他に見たことがありませんので、電源ケーブルのいくつかのロットで不良素材が入ってしまったものがあったのではないかと推測しています。