reilway さんによる書き込み:
ここで言う「必要」とは、8GBでは速度低下など
実際に支障が発生してしまうから「必要」という意味です。
どちらでも速度は変わらないけど16GBあった方が安心だね、
的な意味ではありません。
残念ながらまだ 16 GB は搭載したことはないのですが、MacBook Pro (17", Late 2006) の 3 GB から MacBook Pro (17", Early 2011) の 8 GB に乗り換えた時の感想を申し上げます。
元々私は文系の人間なので、極端に重い操作はしないはずです。ただし、複数のアプリケーションを立ち上げ、そこで複数のウィンドウを開き、その間を常に行き来しつつ、データを移したりする使い方をしています。
雑誌の記事などでは、文章を書く程度の作業ならば、そんなに搭載メモリは要らないと書いてあるのですが、それを信じて Mac Pro (Dual-Core Intel Xeon 5100/2.66 GHz/2 GB RAM/250 GB HDD) を購入した妻は今は後悔しています。当時、2 GB は妻のような普通のユーザーの使い方では十分だと言われていました。結構ヘビーユーザーの自分の MacBook Pro が 3 GB だったので、私も妻の使い方なら 2 GB で十分じゃないかと思ったのです。ところが、今では、Aperture を起動するたびに、延々と待たされるようになってしまい、悲鳴を上げています。
私自身は MacBook Pro しか買わない主義なのですが、常に、その時搭載できる最大のメモリを搭載します。MacBook Pro (17", Late 2006) の時には最大搭載可能のメモリサイズが 3 GB でしたが、当時のノートパソコンとしては破格の搭載量で、周囲の ノート PC(=Windows)ユーザーたちは「そんな化け物みたいに搭載しているのか⁉ 凄い!」と目を見張っていたものです。2006年のことですね。
ところが、2011年に MacBook Pro (17", Early 2011) を購入した時に腰を抜かしました。搭載メモリが 3 GB から 8 GB に増えたのですが(その時の MacBook Pro では 8 GB が搭載可能な最大メモリだったのです)、驚くほどアプリケーションやウィンドウの切り替えが速くなったのです。この時、システムメモリの搭載量がこんなにも劇的に違うものかと実感したのでした。
ただし、これは私のように大量のアプリケーションを同時に立ち上げ、それぞれのアプリケーションで同時に大量のウィンドウを開いているような使い方をする場合に言えることなのかも知れません。毎回、毎回、アプリケーションを1つだけ起動し、開くウィンドウも1つだけで、画面一杯に広げて使い、作業が終わったならアプリケーションも終了する...と言った、典型的な Windows 的な使い方をする場合には、これだけのメモリは必要ないかも知れません。
...と言うわけで、私なら 16 GB を選びますね。iPhone も iPad も 64 GB を選びましたが、正直、足りません。でも、それで足りるユーザーがいることも知っています。
ですから、こればかりはご自分で判断するしかないと思います。あまりにもそれぞれのユーザーの環境と使い方に拠りますから。