アタリメ さんによる書き込み:
Lightroomに対してのみの個人的見解ですが、JPEGのみであれば4GB、RAWがメインならば8GB、さらにRAWをメインにしてPhotoshopを同時に使用するなら16GB…と考えています。
RAWがメインのLightroom+Photoshopで学校アルバムの制作(見開きページで500MB前後)に使用していますが、8GBだった頃は頻繁にスワップが起きて見開きを一つ完了させる度に再起動が必要でしたが、16GBに増設してからはほぼスワップが起きなくなり快適になりました。
私は画像処理に関してはヘビーユーザーではありませんが、写真の編集・加工には通常は、手軽で万能な GraphicConverter をデフォルトで使っております。しかし、時に必用になると、Photoshop や Capture NX 2 等も同時に起動したりします。そういう意味では、搭載メモリが 3 GB から 8 GB に増えた時に劇的にスピードが改善したと述べましたけれども、現在使っていて感じるのは、「これで 16 GB あったら、たぶん、今以上に快適になるんだろうな...」ということです。私のことをご存知の方々はわかっているのですが、私の場合は、同時に大量のアプリケーションを立ち上げ、同時に大量のウィンドウを開き、それらの間を頻繁に行き来しながら作業しています。(全てのアプリケーションで開いているウィンドウを数えると100近くなるなんていうことはザラです (^^;)。)そんな重量級の作業はしていないはずなのですが、どうやら開くウィンドウの数がメモリを消費し、CPU パワーを要求するようです。
すでに多くの皆さんがおっしゃっているように、8 GB を 16 GB にしたからといって、速度が改善するかどうかは、人それぞれの使い方・環境に依存しています。ただ1つだけ確実に言えることは、
① 搭載可能なメモリの最大量よりも少ないメモリを搭載した場合には、実際に使って「遅い」と感じてしまった場合「もっと搭載しておけば良かった」と後悔する可能性はある、しかし、
② その時搭載できる最大のメモリを搭載しておけば、例え、多少遅さを感じたとしても、それ以上のメモリは搭載できないとわかっているので、納得し、諦めることができる、
という精神衛生上の差はあるかと思います。
実際に 16 GB にした場合、8 GB にした時の経験はないわけですから、満足感や喜びはそれほど大きくはないかも知れません。(何しろ、その状態が“普通”なわけですから。)しかし、8 GB にしたときに「失敗したな!」と感じる後悔は非常に大きくなるかと思われます。(実際には 16 GB は経験していないので、実際に 16 GB にしてみても、実はそんなに改善しないのかもしれないけれども、それは知る方法がないので、後悔が非常に大きくなってしまう。)
言わば精神衛生上の保険でしょうか? 仮に現状で、128 GB 位までメモリの搭載が可能になっていたとすれば、私なら(予算の制約もありますので...、でも頑張って)32 GB 位にはするかもしれませんね。現在、8 GB で使っていて、それほど不満はありませんが、やはり慣れは怖いもので、可能であれば 16 GB にはしたいと思っています。ノートパソコンとデスクトップとでは、これまたメモリの搭載量による変化も違うとは思いますが...。