バッテリー交換後、パフォーマンス最適化の為に、バッテリーキャブレーションを！

よく出てくる BU-603: How to Calibrate a “Smart” Battery は

https://batteryuniversity.com/index.php/learn/article/how_to_prolong_lithium_based_batteries

The exception may be a periodic calibration of the fuel gauge on a smart battery or intelligent device. (See BU-603: How to Calibrate a “Smart” Battery)

こういうのが前提になっているようですが BU-603 では（古い？）iPad が挙げられているものの Apple 公式では同様な説明を見つけることができません。

新品のバッテリーは実際に使用できる適切なデータがないため、新規の“100％充電した状態“と“100％放電した状態“を設定することで、正確な測定を管理するのに役立つとしていますし、時間とともに少しづつズレていくので月1回程度すれば良いとしていますね。

メモリ効果のあるバッテリの充電制御のような。

いいえ違います。

リチウムイオンバッテリーにメモリ効果はありません

キャリブレーション作業では一時的にもSoc0%にはできません。あくまでデバイスの表示が0％=SoC10%まで放電できるだけです。

誤解されているかもしれませんので、念のために書きますが、パソコン用語のSoC（System-on-a-chip）ではなく、バッテリー用語のSoC(state-of-charge)です。日本語では充電状態／充電率／残容量。

onesize さんによる書き込み：

先の書き込みに於いて、長期的とは数ヶ月から一年程度を想像してます。

ピークパフォーマンスの件もあったので、今までのバッテリーに対する捉え方でいいのかどうかですね。

それだと、バッテリーを使い切る状態で劣化が起きるかどうか気にしなくて良い期間ですね。毎日1.5 回使い切っても充電回数の上限に達しないのでは。

いわゆるキャリブレーションは効果不明ですが、使い切って急激に劣化しないですから毎日からになる人は、やってしまえば良いのでは。

ところで、誰がバッテリー劣化の仮定モデルを書いたんですか？ ここでそれ書いたらダメに決まってるでしょ（笑

本当はアップルが正しくはこうですよって、サポート記事を出せば良いのだけど無理だろな。 データは豊富にあるはずなんだけど。

私です。削除対象にはならなかったのでApple としては問題ないモデルでした。Mac のバッテリーがどのくらい持つのかを、仮定で計算したものでしたが、2011 年以降に以降にノートMac のバッテリーを充電しっぱなしで使うとどのくらい持つかという話でした。計算だとゆうに10 年以上持ちます。「持つ」というのは充電容量50 パーセントになるまでと定義したような気がしました。実際の実験では9 年弱で40 度に迫る部屋で稼働を続けたためダメになりましたが。スリープしない設定にしたのを忘れて部屋に放置してしまいました。いわゆる自爆です。

バッテリーの詳しい情報は、Apple に限らず出したくないのでしょうね。正確には気にしないでも使えるという事なのだろうと思いますが。

充電回数でバッテリーの寿命を計算すると、驚くほどのバッテリー寿命となります。 これは、SSDの寿命を計算するのと似ています。 ところが、実際にはそれ以前にバッテリー交換を余儀なくされることが多々あるようなので、こんな筈ではないとなります。

例えば、iPhoneのバッテリー容量が3000mAで充電可能回数が1000回だった場合、

3000x1000=乙（面倒なんで）ですから、乙mA充電して寿命と計算できます。*充電可能回数については、サポート記事から100％分の充電を行なって１回としてます。

ところが、とてもじゃないけどそこまでの寿命は無さそうですね。 あくまで、設計値でしょうから、品質が問題無い或いは、使用環境に問題がない場合の話でしょう。

劣化の基準としては、アップルが公開している80%とすると、1000回充電しても80%の容量を維持する非常にエコな数字となっちゃいます………

onesize さんによる書き込み：

2011年以降との事ですから、容易に交換可能なバッテリーのケースだと、定期的なキャリブレーションをアップルも推奨してたころですね。

そうですね。ちなみに容易にバッテリー交換可能だったノートMac は繋ぎっぱなしで使い続けると確か1 年程度でバッテリーがダメになったはずです。

バッテリー3 つと引き換えで検証した覚えが。

まあ、現在では、何を書いてもそれを根拠にクレームを入れられる時代みたいですから、差し障りのない内容しか見込めないのかも。

Apple の話ではないですが、一般的にそうなのでしょうね。

別件でこの前も、トラブルの発生は一件目から公開すべきなんていう書き込みもありましたし。

ni_ki による書き込み：

追加で思いつきました。

ganecha さんによる書き込み：

100%まで充電したら、そのままプラグに繋いだまま、さらに2時間充電状態にします。

この、さらに2 時間充電状態というのが、充電の継続なのか消費防止なのかは、チェッカーがあれば確認できそうですね。

iPad Pro で少しばかり試してみました、確認不能の結論に達しました。電流の方が測定限界の0.01A まで下がってしまいます。時々、0.14A まで上がり何分かで0.01A に戻るを繰り返します。Wi-Fi モデルですが、メールチェックとかしていますから当たり前ですが、これだとキャリブレーションと関係があるのか判断しようがないです。

ご指摘感謝します！ 手順に関して別件（バッテリー制御）のついでに読んだので、同意語として扱ってました。

リフレッシュもキャリブレーションも手順が似ているのと、劣化したバッテリーでそれを行うのはリスクに関しての懸念が拭いきれないので行う必要はないと考えますが、新品に交換直後のバッテリーに限って云えば、場合によっては行ってもいいのではないかと思います。

また、リチウムイオンバッテリーでも、最初の数回は終止電圧（？）まで使い切ってから充電することで、本来の性能を発揮できると説明していることもあるので、使用する機器に応じた使い方があるのでしょう。

なので、今回はiFIXITが発売している互換バッテリーに関してはキャリブレーションを推奨しているとしたほうが良いのかも………

iFIXITは工具屋だから互換バッテリー（iFIXITのマーク入り）も粗悪品ではなさそうですが………

Rondo_1 さんによる書き込み：

「購入直後に（一度は）必要」という趣旨の記事は見かけた記憶がありますが「定期的なキャリブレーションを推奨」は記憶にありません。

Mac の話ですが、定期の方は私は記憶にありますね。正確には定期である必要はなかったようですが。年に数回は行なっていました。

余談ですがMac ってバッテリー駆動でCPU 全開だとバッテリーが切れた時にスリープしないで強制終了します。すべてのMac で起きるかは不明ですが、2 モデルで複数回試しましたがすべて強制終了でした。

リチウムポリマー電池に於いても、その方法は有効なんですか？

リチウムポリマー電池以前のバッテリーでは、その方法が有効であるサポート情報（アップルに限らず）はあるけど。

考えてみたら、年単位で使っているiPhone で自動的にシャットダウンするまで、使っていないならキャリブレーションを試してみれば、その効果については判断できますね。確かiPhone のバッテリー容量を確認できるMac 用のフリーウェアがあったはずですので。

私のところのは1 年以内にバッテリーを使い切った覚えがあるので試しても意義が薄いですが。

最近は、ユーザー自身でバッテリー交換をされる方が居てるので、

これが製品を破損させる危険性があることで、それを紹介することは製品を破損させる危険があることを紹介することになるので、

iFixit

等のバラシ系のサイトへのリンクはことごとく削除の対象になっています…。

＃ユーザに滅茶苦茶有用な情報なのに、ことごとく消されてしまいます…。

リチウムポリマー電池以前のバッテリーでは、その方法が有効であるサポート情報（アップルに限らず）はあるけど。

これは、リチウム電池とリチウムポリマー電池は違うという話ですか？

それとも、リチウム系の電池とニッケル水素メタルやニッカド（Ni-Cd）電池との差の話ですか？

ニッケル水素メタル電池やニッカド電池ではいわゆる蓄電池のメモリー効果の問題があったので、たまにはをフル放電（本当の意味で完全にフルではないですが）で解消という意味がありました。

リチウムイオン電池では確かにメモリー効果はないんですが、充放電をマイコンチップで制御していて、最初に使うときや充放電を繰り返しているうちに電池容量の推定値に誤差が含まれる（誤差が大きくなる）ので、その誤差補正（いわゆるキャリブレーション）のためにフル充電からフル放電というの（いわゆるバッテリーの調整）をたまにはやった方が良いという話でしたが、最近のリチウムポリマー電池はキャリブレーションも不要になったんですかね？

リチウムイオン電池のときは結構調べたんですが、最近のリチウムポリマー電池に関してはほとんど調べていないので、また、バッテリーの調整は不要だという話もちらほら聞くので、キャリブレーションも不要なんですかね？

＃私も詳しく知らないもので。

onesize さんによる書き込み：

要するに、自動的なシャットダウンが起こったことによる長期的なバッテリーへの影響はどうなの？ ってことです。

その期間というのは例えば5 年くらいの事でしょうか。年間何回、自動でシャットダウンすると仮定するかですね。

毎日なら、気にする必要はないでしょうし、年間10 回とかなら、これまた気にする必要はないでしょうね。

お気付きとは思いますが、毎日電池切れでシャットダウンなら、充電回数の限界が来ますし、年間10 回でバッテリー寿命が極端に縮むような設計はしないでしょう。

更にこのコミュニティではよく、バッテリーの寿命を気にするなら2,3 年で変えてしまえば良いのではという意見が多い気がしますので、何も気にしなくて良いのでは。

そう言えば、ここでバッテリー劣化の仮定モデルを書き込むとバッシングが結構ありますね。余談ですが、MacBook Pro のバッテリーは案外、推定に近い劣化をしていきました。