画面共有のパフォーマンスを向上できないか?

操作する側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

操作される側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB


画面共有.appを介することで操作にもたつきが生じるのはしかたがないことだと割り切ってはいるのですが、いかんせん継続的に使用したいと思えないほどにもたつくので、どうにかこれを解消とまでいかなくとも軽減できないかと思案しています.

これは既知の話となるのでしょうが、操作がもたつくというだけでMacPro2009側の処理速度が低下するということは起こっていません.つまり、リモートでもローカルでも、スクリプトの動作などの10分かかる作業はともに同じく10分かかります.また、通常の使用感はSSDへの換装を済ませているからかむしろ快適です.

なお、キーボードやマウスをマシンごとに切り替えて使う、もしくは個別に用意して運用するのはとても不便なので、画面共有.appを介さない、個別のマシンごとの運用は考えていません.まあ、1台の Magic Mouse 2 が共用できれば考えなくもないのですが.


まず試してみたのが接続に関することで、両マシンに内蔵されている1Gbpsイーサネットからでなく、2.5Gbps通信が可能な外付けイーサネットアダプタ 「プラネックス USB-LAN2500R」を介する接続としました(両マシンとも).ほぼ理論値通りの通信ができており、ファイルコピーに要する時間が約2.5倍度向上しています.まずこの段階でイーサネットアダプタの接続性は確保できたと理解しています.ちなみにMacPro2009のUSBは2.0規格であるためそのままでは十分な速度が出ないので、USB3.0インターフェースカードを使用して増設し、そこにイーサネットアダプタを接続しています.MacPro2009の仕様上(SATA2)5Gbpsを超える通信ができないのは残念なことですが.


使用感を試す動作ですが、素早く円を描くようにウインドウをドラッグし、画面上でどれだけ遅延しているかを見ました.1Gbps接続時は遅延と言うよりむしろコマ送りに近いくらいでしたが、2.5Gbps接続とすることで少しマシになったように思います.ただそれも気のせいなのかもと思えるレベルですが.それでもやはり、なかなかに苦痛を覚えます.文字入力に関してはかなり致命的な遅れです.


ここまででひとつ質問です.

Macから画面共有.appを介して操作する場合、相互で接続したマシン同士の通信速度が上がれば(もちろん上限はあるでしょうが)操作のもたつきは軽減するでしょうか?

(ここでMacでなく「相互」と書いたのは他にいくつかのWindowsマシンもあり、それらとの接続も考慮に入れてのことです)


--


加えて、他の可能性について.


影響のある他の何かといって思いつくことといえばプロセッサの速度とメモリ、あとMacPro2009側(サーバー側も?)のモニタ解像度くらいですが、それらに関しては以下のような思惑があり、少し難しい感じです.ちなみに Parallels Desktop の導入は考えていません.


プロセッサ

今後 M1 Mac への買い換えも考えています(ただしMacPro2009は継続使用).プロセッサ能力の向上は普通に使用感の向上に寄与すると考えますが(今の場合、とくに画面共有のことに関して)、その環境で動かないアプリケーションがたくさんあることも考えると(それは画面共有を介してでも古いMacを使い続けたいということにも顕れています)、それだけのために急いで M1 Mac を導入することもできません.それに現行のM1 Mac mini はボート数の少なさよりもモニターの同時接続数の少なさが個人的には大問題なので、やはり選択肢に入れられません.よって事実上、プロセッサ能力の向上によって操作のもたつきが軽減されるとしても、現状その選択は取れません.


メモリ

幸い Mac mini 2018 も MacPro2009 もメモリの増設が出来るので場合によってはそれで対応できますが、前者は換装にコストがかかりすぎること、(特にモニターの同時接続数問題が解決した)実用に足る M1 Mac がそう遠くない未来に発売された時にその投資が無駄になる可能性が高いこと、後者はいつ壊れるともわからない古いマシン(基本的に、約10年ほど毎日使用していました)ということもあり、ともにためらいがあります.

もっとも、後者に関してはメモリの増設で操作のもたつきが軽減されるのならば替えが効かない機種だということもあり購入に値しますが(数年後にはMacPro2012も幾分お安くなっていることでしょうしメモリも流用できるので)期待薄ですし、なにより、前者はマシントラブルもとい出来損ないOSのためトラブルが多発しているかつ将来性もないので、はっきり言って資源をつぎ込む気持ちになれません.


モニタ解像度(特にMacPro2009側)

これに関してはデザイン作業で使用することもあり 1920×1200 より下げて使用することは現実的でありません.よって、モニタ解像度を下げることで操作のもたつきが軽減されるとしても、その選択は取れません.


などの消極的な理由でここに書いた「他の可能性」による操作のもたつきが軽減するもしれない選択は取れそうにありません.もちろん問題が劇的に解消するのであれば多少の出費はやむなしという感じですが、何にせよ、どうすればパフォーマンスが向上するか(=操作のもたつきの解消または軽減)を知らないことにはどうすることもできないので質問させていただきました.


どうかお知恵をお貸しください.

Mac mini 2018 or later

投稿日 2021/11/29 20:44

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投稿日 2021/12/03 05:16

環境を逆転させて試しました.

操作する側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

操作される側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB


これ自体は想定するどころか実際にそうすることはないであろう利用例なので、本当に、単なる実験です.ですが興味深い結果となりました.これまで見られていた遅延がほとんど気にならないレベルで操作できました.たしかに多少の遅延はみられますが、明らかに使用感が向上しています.詳しい「画面共有.appの内部構造」はわかりませんが、以下のような流れになっているのではないかと考えました.


マシンAとBがあり、マシンAからマシンBのウインドウを操作するとして……

a. マシンAはマシンBに対し「ウインドウ位置を移動しろ」と命令する.命じたあと、マシンBから命令完了の報告があるまで待機.

b. マシンBはマシンAからの命令に対し、実際にウインドウ位置を移動する.移動後、自身の画面を更新.

c. マシンBはマシンAに対し「ウインドウ位置を移動した」と命令完了を報告する.

d. マシンAはマシンBからの報告に対し、画面を更新.待機を解除.

e. 動作完了.


書き慣れないことなので多少の不備はご容赦ください..


まず一番初めに質問した際の

操作する側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

操作される側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

というケースでは、操作される側のマシン性能が低いため bおよびc の処理に時間がかかる.そうなると操作する側の待機時間が長くなるので動作が緩慢になる.仮に「bおよびc の処理時間が1秒」だとすると操作に相当の違和感を覚えることになると思います.もっとも、0.2秒程度でも相当かと.


それに対して今回の

操作する側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

操作される側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

と言うケースでは、操作される側のマシン性能が高いため bおよびc の処理時間はほとんどゼロと考えられ、したがって待機時間もほぼゼロ.そうなると操作に違和感を覚えることもないでしょう.


以上のように考えると、品川地蔵氏のケースでは「操作される側のマシンが非常に高性能」なので操作に違和感を覚えることはなく、また、粕谷氏(またはわたし)のケースでは「操作される側のマシンが低性能」なため操作に違和感を覚える、となるのではないかと.


--


ここで元の質問のことに戻ります.

操作する側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

操作される側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

操作する側が高性能マシンというケースなので、操作される側のマシン、つまりMacPro2009の性能が上がれば多少遅延もマシになるのかもしれません.CPUのアップグレードはなかなかのハードモードなので却下するとして、GPUをより上位のモノへと取り替えるくらいなら難なくできそうです.もっとも実物を用意するのが難しいように思いますが.

類似の質問

返信: 15
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2021/12/03 05:16 light289 への返信

環境を逆転させて試しました.

操作する側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

操作される側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB


これ自体は想定するどころか実際にそうすることはないであろう利用例なので、本当に、単なる実験です.ですが興味深い結果となりました.これまで見られていた遅延がほとんど気にならないレベルで操作できました.たしかに多少の遅延はみられますが、明らかに使用感が向上しています.詳しい「画面共有.appの内部構造」はわかりませんが、以下のような流れになっているのではないかと考えました.


マシンAとBがあり、マシンAからマシンBのウインドウを操作するとして……

a. マシンAはマシンBに対し「ウインドウ位置を移動しろ」と命令する.命じたあと、マシンBから命令完了の報告があるまで待機.

b. マシンBはマシンAからの命令に対し、実際にウインドウ位置を移動する.移動後、自身の画面を更新.

c. マシンBはマシンAに対し「ウインドウ位置を移動した」と命令完了を報告する.

d. マシンAはマシンBからの報告に対し、画面を更新.待機を解除.

e. 動作完了.


書き慣れないことなので多少の不備はご容赦ください..


まず一番初めに質問した際の

操作する側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

操作される側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

というケースでは、操作される側のマシン性能が低いため bおよびc の処理に時間がかかる.そうなると操作する側の待機時間が長くなるので動作が緩慢になる.仮に「bおよびc の処理時間が1秒」だとすると操作に相当の違和感を覚えることになると思います.もっとも、0.2秒程度でも相当かと.


それに対して今回の

操作する側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

操作される側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

と言うケースでは、操作される側のマシン性能が高いため bおよびc の処理時間はほとんどゼロと考えられ、したがって待機時間もほぼゼロ.そうなると操作に違和感を覚えることもないでしょう.


以上のように考えると、品川地蔵氏のケースでは「操作される側のマシンが非常に高性能」なので操作に違和感を覚えることはなく、また、粕谷氏(またはわたし)のケースでは「操作される側のマシンが低性能」なため操作に違和感を覚える、となるのではないかと.


--


ここで元の質問のことに戻ります.

操作する側 (Mojave) Mac mini 2018 / core i7 / 3.2GHz 6-core / メモリ 8GB

操作される側 (El Capitan) MacPro Early 2009 / 2.26GHz 8-core / メモリ 6GB

操作する側が高性能マシンというケースなので、操作される側のマシン、つまりMacPro2009の性能が上がれば多少遅延もマシになるのかもしれません.CPUのアップグレードはなかなかのハードモードなので却下するとして、GPUをより上位のモノへと取り替えるくらいなら難なくできそうです.もっとも実物を用意するのが難しいように思いますが.

2021/11/29 22:26 light289 への返信

私も画面共有を使用していますが、職場のマシン間(1Gbpsで接続)で使用した時には操作のもたつきは感じませんでした。

同じネットワークに接続されているということを考えるとメモリが少ないのが遅い原因ではないかと思います。

まず、画面共有の品質を「ネットワーク優先」か「画質優先」に変更しても動作に変更は見られませんでしょうか?

画面共有のためにメモリを使用するので、メモリ使用量は単独よりも多くなりますし、画面共有の品質によっても使用量は変わると思いますので、

メモリの使用量の変化を見てみてはいかがでしょうか?

アクティビティモニタでメモリの使用量を確認してみて、全体の使用量やswapの状況を確認してみてはいかがでしょうか?

不要なアプリが起動しているのが原因だったりするかもしれませんし。

2021/12/02 15:39 light289 への返信

似たような環境で、Ethernet 1Gbps接続でテストしてみました。

画面の解像度は、両者ともフルHD(1920x1080)です。


操作する側

Mac mini 2018 (Core i7 3.2GHz/RAM 32GB/2TB SSD/Intel UHD Graphics 630) macOS 10.14.6

操作される側

Mac mini Late2009 (Core2 Duo 2.66GHz/RAM 8GB/1TB SSD/NVIDIA GeForce 9400M) macOS 10.11.6

Mac mini Late2005 (PowerPC G4 1.5GHz/RAM 1GB/512GB SSD/ATI Radeon 9200) MacOS X 10.5.8 (Ethernetは100Mbps)


文字入力などは、遅延はあっても、使用上は問題ないです。

Dockのアニメーション効果等は、結構、遅延しますので、素早く動かすと、目的のアイコンを行き過ぎてしまう感じです。

ウインドウのドラッグは、流石に滑らかとは言えませんが、実用上、問題ない程度です。

人によって感覚が違いますから、なんとも言えない部分はありますが、Mac mini Late2005でも使えないほどは遅延しません。


ルータ等に問題はありませんか?

2.5Gbpsのアダプタを使っておられるようですが、Ethernetケーブルの規格は?

Cat6aのケーブルなら問題ないと思いますが、Cat7以降だとアースが適切に取られていないと、かえってエラーが出て速度が低下してしまう場合もありますが…。


どうしても画面共有の動作に問題があると感じるなら、2系統以上の入力ポートがあるディスプレイに両機を繋いで、キーボードとマウスも2組用意して、ディスプレイ入力を切り替えて使った方が良いのでは?

(私は、普段、上記3台+Windows PCを、そのように使用していますが…)


2021/12/02 03:17 gaitiro への返信

>どうしても再描画する範囲が大きくなるとカーソルも飛び飛びになるので遅い感じはしますが。

まさにその点を一番気に(問題に)しているわけです.MacPro2009側の解像度が1920×1200と大きめなので、ウインドウ1枚をドラッグするにしても飛び飛びとなります.


>どんなアプリを使おうとしているのでしょうか

それ以前の話として、自発的に「Finderしか起動していない状態」であっても、そのFinderウインドウをドラッグするだけで飛び飛びになる状況なのです.なので、今のところ「どんなアプリを使おうとしているのでしょうか」に対する回答は控えさせていただきます.

2021/12/02 08:29 品川地蔵 への返信

より性能の高いマシンを操作するケースは(特に気にして)試していなかったので、一度やってみます.

ちなみに、わたしのケースでいうと両マシンともGPUまわりに手を付けていないので「Mac mini 2018 = integrated」「MacPro 2009 = discrete」だと思っているのですが合っているでしょうか.たしか Intel の Iris なんとかは統合型グラフィックスうんぬんという書き方をしていたような気がしますので合っていると思うのですが.


2021/12/03 04:15 粕谷 明 への返信

>ルータ等に問題はありませんか?

>2.5Gbpsのアダプタを使っておられるようですが、Ethernetケーブルの規格は?

両マシン間のファイルコピーで十分な速度が出ていることから、ルータなどに問題があるとは考えていません.

あとケーブルですがカテゴリー6aのものを使用しています.


>どうしても画面共有の動作に問題があると感じるなら、2系統以上の入力ポートがあるディスプレイに両機を繋いで、

>キーボードとマウスも2組用意して、ディスプレイ入力を切り替えて使った方が良いのでは?

これに関しては冒頭のわたしの書き込みにもあるとおり、はじめから想定していません.

なお、キーボードやマウスをマシンごとに切り替えて使う、もしくは個別に用意して運用するのはとても不便なので、画面共有.appを介さない、個別のマシンごとの運用は考えていません.まあ、1台の Magic Mouse 2 が共用できれば考えなくもないのですが.

もっとも、想定していないというより今回は「画面共有.appを介して操作する」ことが目的なので、それ以外の方法を採ることに意味がない、といえます.実際今のところ画面共有.appを介して操作するのでなく、USB切替器を介してキーボードを共有(といえるかわかりませんが)し、マウスは各マシンごとに用意して個別に運用しています.そして基本的に、モニターもそれぞれに用意したものを使用しています(実際は入力切替をしていますが).あと、上記引用の部分に Magic Mouse 2 と書いていますが、現状このマウスだけはペアリングの問題で共有ができないのですが、画面共有.appを介して操作するのであれば 1つの Magic Mouse 2 で Mac mini 2018 と MacPro2009 の両方を操作できるので非常に便利なのです.


もちろん画面共有.appを介して操作する方法をいろいろな理由で採ることができないのであれば、それは諦めます.ただ、まだ諦めるに足る理由と原因がはっきりしていないので、その点を明確にしたうえで決めたいと思っています.

どうかご理解ください.


--


>文字入力などは、遅延はあっても、使用上は問題ないです。

>Dockのアニメーション効果等は、結構、遅延しますので、素早く動かすと、目的のアイコンを行き過ぎてしまう感じです。

>ウインドウのドラッグは、流石に滑らかとは言えませんが、実用上、問題ない程度です。

>人によって感覚が違いますから、なんとも言えない部分はありますが、Mac mini Late2005でも使えないほどは遅延しません。

遅延の許容度は人によってかなり違うと思うのですが、それでもおおよそ「そういう感じか」というのが想像できうる情報です.ありがとうございます.


>操作する側

>Mac mini 2018 (Core i7 3.2GHz/RAM 32GB/2TB SSD/Intel UHD Graphics 630) macOS 10.14.6

プロセッサに関してはわたしと同じですが、相当RAMを積んでいらっしゃるのですね.うらやましいかぎりです..

まあ、それはそれとして、画面共有.appを介して操作する場合でいえばRAM積載量はあまり関係ないみたいな不確定なハナシもありますし、もしかすると、Mac mini 2018 上での動作速度は粕谷氏もわたしもそう違いなく、単にそれぞれの感じ方が違うだけなのかもしれません.

(直接は関係ないかもしれませんが)それを踏まえたうえで、以下にこれから書き込むわたしの話も聞いていただけたらと思います.

2021/12/02 07:47 品川地蔵 への返信

文字入力「が」遅いというより、文字入力「も」遅いというのが正しいのかもしれません.とにかく、いろいろな作業が反映されるまでの時間が等しく遅いので.

あと、セキュリティソフトは導入していません.したこともありません.

2021/12/01 07:09 taketake への返信

>職場のマシン間(1Gbpsで接続)で使用した時には操作のもたつきは感じませんでした。

ということは、通信のための帯域は1Gbpsもあれば十分と言うことなのでしょうか.


>画面共有の品質を「ネットワーク優先」か「画質優先」に変更しても動作に変更は見られませんでしょうか?

使用感に違いを覚えるほどの差異はないように思います.試しにムービーを再生してみましたがどちらでもコマ落ちはないようですし(そう十分なフレームレートのあるものではないですが)、少なくとも見かけ上の画質に大きな差が見られるということもありませんでした.なお、ムービー再生中のCPU使用率は20%程度であり、「ネットワーク優先」「画質優先」共にほぼ同じでした.再生が終了すると0.4%程度にまで低下します.「何の操作もしない状態」だとおおむねその程度のCPU使用率となっています.


>画面共有のためにメモリを使用するので、メモリ使用量は単独よりも多くなりますし、画面共有の品質によっても使用量は変わると思いますので、メモリの使用量の変化を見てみてはいかがでしょうか?

アクティビティモニタで画面共有.appのメモリ使用状況を確認したところ、環境の違いもあるので他のかたと同じと思いませんが、こちらの環境では「ネットワーク優先」の際は55MB前後、「画質優先」の際は65MB前後と、おおむね10MB程度の差があるようです.そのうえで、たとえばウインドウをドラッグし続けるなどの動作をさせると状況に応じてプラスいくつかのメモリが追加で使用されているのがわかります.操作をやめると先の数値に落ち着きます.


>アクティビティモニタでメモリの使用量を確認してみて、全体の使用量やswapの状況を確認してみてはいかがでしょうか?

元々多くのメモリを積んでいないこともありますが、基本、スワップは発生していません.とはいえ、キャッシュされたファイルを含めると8GBあるうちのメモリはすべて使用している状況です.


--


Parallels Desktop はメモリが多いほど(割り当てられたそれが、という意味っぽいですが)「快適に」使用できると謳っていることを考えると、やはりメモリの増設が一番良い対処法のような気はします.が、アプリケーションによってはメモリでなく単純にCPU性能のみで操作の快適度が変わる場合もありますし(知るかぎり、iZotope RX 5 Audio Editor はCPUのシングルコア性能が高いとより快適に操作でき、メモリの搭載量を増やしても操作感は変わりません、とのこと)、それこそアップルサポートに訊いてみるのが一番良いのかもしれません.以前と比べ最近はアップルサポートもわりといろいろ教えてくれますし(担当によってかなり差はありますが……).



2021/12/01 18:26 light289 への返信

画面共有というのは、画面のビットマップを多少の圧縮はするかも知れませんが、ほぼそのままリモートに送ります。デザイン作業に利用ということですが、その仕組み上遅いのは仕方ないです。元々、画面共有を日常的なデザイン作業に利用しようという使い方自体が誤ってると思います。コンピュータの内部では、cpuとビデオカードは、数十gbit/sにも達する一番速いバスで接続されてます。それを1gbit/sを2.5gbit/sに接続に変えたところで知れてます。

画面共有じゃなくて、X windowで使うのなら、接続が多少遅くても快適に使えます。これはX windowは画面をビットマップで送るわけじゃないからです。でも、そのときは、使うソフトがX windowに対応してる必要がありますが、macos上で動くデザインソフトだと対応してるものはないのでは?

快適にデザイン作業をしたいのなら、コンピュータやソフトウェアも新しい強力なものに変えて、そのマシンで操作するしかないと思います。別のマシンで文書作成とか、インターネット検索とか、メールの読み書きとかを、デザイン作業に使うマシンから画面共有で使うのならまあ、快適に使える環境を用意できると思います。

2021/12/02 04:10 はに への返信

わたしの書き方が悪かったせいで少し誤解を招いてしまいました.すいません.

まず、「デザイン作業に利用」というのはこれから後の話で、現在どうにかしたいと思っているのは『自発的に「Finderしか起動していない状態」であっても、そのFinderウインドウをドラッグするだけで飛び飛びになる状況』です.そして、画面解像度を例えば600×800程度の低解像度にして「飛び飛びになる状況」が改善されるのだとしても、その案は採用できないということです.

質問のタイトルを「画面共有のパフォーマンスを向上できないか?」としているように、どうすれば向上できるのか、またはできないのか.仮にできるとして、プロセッサ能力やメモリ搭載量の向上はパフォーマンスに影響を与えるのか? ということです.そのうえで具体的な環境や将来の展望などをなるべく詳しく記したのは、教示いただいた内容(方法)であっても現環境や展望と照らし合わせた結果「それはこれこれこういう理由で却下ー」という問答を避けたかったからです.決して自分語りがしたいわけではありません.結果的にそれらが余計な一言になってしまった感は否めず、それについては反省しています.

2021/12/02 06:37 light289 への返信

普段画面共有は使わないのですが、若干テストしてみました。

操作される側:

iMac 21.5" 2019 core i5 16GB Catalina イーサネット

操作する側:

(1)M1 MacBook Air 2020 16GB Monterey WiFi(11n) / イーサネット / Thunderbolt 3直結

(2)MacBook pro 13" late 2013 core i3 8GB Big Sur イーサネット

イーサネットは1Gbpsです。

iMacのモニタは 4096 x 2304 ですからデータ伝送量はlight289さんの倍はあるはずです。

(2)からの接続でも、当然遅延はあるものの画面よりし腰小さいだけのウインドウを振り回しても

それほど違和感はありません。またテキストエディタなどでの文字入力については全く遅延は感じません。

(1)のWiFiでは流石に(2)より遅くなりますが、そこそこに使える状態です。文字入力については全く遅延

はありません。イーサネットとThunderbolt 3直結を比べても若干スムーズになったかな、と言ったレベ

ルで、通信速度の差はあまり関係ない様に思います。

(2)はlight289さんのMac miniと比べて性能的には遅いわけですが、メモリサイズは同じです。


以下は推測に過ぎませんが、GPUが integratedかdiscreteが性能の分け目になっている様な気がします。

自作のプログラムで経験したことですが、メインメモリからGPUメモリへ転送不要なintegratedGPUに

大きなメリットが出ることがあります。PhotoShopの様に、基本的にGPUメモリ内でほとんどの処理が

できる場合は転送による遅延よりも、GPU性能そのものが重要ですが、画面共有は転送量が大きいですね。

したがってメインメモリを増やしても、それほどの違いが出るとも思えません。


追記:この書き込みは(2)からの画面共有で実行しました。遅延は全くないですね。

2021/12/01 12:18 light289 への返信

サーバのメンテナンスのためにリモート接続(インターネット経由)でアクセスしてもそこまで遅くて使えないと思ったことはないのですがどんなアプリを使おうとしているのでしょうか。

どうしても再描画する範囲が大きくなるとカーソルも飛び飛びになるので遅い感じはしますが。


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画面共有のパフォーマンスを向上できないか?

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