「アクセス権」エラーのため、Keynoteファイルを保存することができない
M1 MacBook Airを使用しています。先日、macOSをVenturaからSonoma 14.1.1にアップデートしたところ、高頻度で使用しているKeynoteアプリにて不具合が発生してしまいました。
ファイルを「保存」しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されるのです。
【「保存」実行時に表示されるポップアップ】
書類"ファイル名"を保存できませんでした。ファイルがロックされています。
変更内容を保存しますか?
「このまま保存」/「キャンセル」
【「このまま保存」を押下した際のポップアップ】
フォルダ"フォルダ名"にファイル"ファイル名"を保存するためのアクセス権がありません。
アクセス権を表示または変更するには、Finderで項目を選択し、"ファイル">"情報を見る"と選択してください。
「OK」
もちろん、権限設定はOSアップデート後に変更をかけていませんので、確認したところ読み/書きが正常に付与されています。
そこで調べたところ、全く同じエラーに関する英語のコミュニティ投稿を発見しました(以下)。
The file couldn’t be saved because you do… - Apple Community
この方曰く、Macに沢山のフォントデータをインストールしていた場合に上記のエラーが誘発される状況だそうです。私もその点は思い当たる節があり、フォントデータを膨大にインストールしてMacを使用していました。
Keynoteの保存エラーについては、百発百中で発生するわけではなく、一度このエラーが出ても、しつこく時間をあけて保存を試みると、何回かに1回は保存に成功する場合があります。しかし、ファイルによっては何度保存を実行しても、なかなか保存されないものがあるのでとても怖いです。
Keynoteで毎週発表を行なっている私にとって、このバグは極めてクリティカルなので直したいのですが、とは言えフォントを削除すると、以前に作成したドキュメントにも異常が発生してしまうため、それは回避したいです。
既に一度、Appleに相談をしましたが、上記投稿主さんはAppleサポートに複数回相談をして、可能なほぼ全てのトラブルシューティングを言われるがままに実行しても改善しなかったそうなので、私はOSやソフトの再インストールなどの大掛かりなトラブルシューティングは未実施です。
複数の報告があるようなので、先にApple側でフォント数などについての検証を行い、発火条件を確かめた上でサポートいただくことが可能かを確認していただき、折り返しを待っている状況が現在にあたります。
こちらの問題に関して、海外の投稿は見つかったのですが、日本語での情報は少ないようです。影響範囲が複数ユーザーに及ぶバグであるならば、そのインパクトをAppleさんにも伝えたいのですが、こちらの投稿をご覧のユーザー様で同様のエラーに遭遇している/再現できる方はいますでしょうか。個人の環境ではなく、システム設計に起因したトラブルであるならば、ぜひともApple側で早急に対処願いたいものです。
また、問題を解消する方法や、その他些細な情報でもお持ちの方がおられたら、ぜひ共有していただけると幸いです。非常に困っていますので・・・。
MacBook Air 13″, macOS 14.1