MacBook Air - ファンの回転がうるさくなり本体が熱くなる

普通、ファンが回ることは無い。

なので、ファンが回るほどの発熱があることが問題。

何かが暴走しているのでは。

アクティビティモニタで、CPU負荷が多かったり、メモリ占有率の多いアプリが動いていないか確認。

「Chromeで複数のタブ」というのは、具体的に、どのくらいの数のタブで、どのようなページを開いているのか？

開いているページで動画広告が動いていたりしないか？

アンチウイルスソフト等を使っていないか？

それら、ソフトウェア的な部分に問題がないなら、MacsFanControl等のファンの回転数と内部の温度センサーの情報が見られるアプリを使ってみて、熱くなる部分を調べて、原因を探す。

例えば、CPUの内蔵センサーが高温なのに、ヒートシンクが低温だったら、CPUの熱伝導グリスの劣化を疑う。

ファンが高回転しているのに、CPUやヒートシンクの温度が下がらないなら、冷却ファンの羽根部分にホコリが積もっていることを疑う、etc。

CPU Core Averageは、CPUコアの平均温度。

CPU Core 1/2は、２つのコアそれぞれの温度。

CPU PECIは、PECI(Platform Environment Control Interface)なので、内蔵GPUも含めた温度をDTS(Digital Thermal Sensor)の数値で補正したものだから、筐体の熱設計に合わせて補正された数値。

CPU Proximityは、CPUの近くという意味なので、多分ヒートシンクの温度。

GPU Intel UHD Graphics 617は、CPU内蔵GPUの温度。

ということで考えると、CPUの温度も高いのだけど、GPUの温度が高い。

Chrome Helper (Renderer)と同(GPU)が動いているから当然と言えば当然なんだけれど、Chromeで開いているページの中に、GPUに負荷がかかっているものがあるのでは？

さらに、ファンが高回転している割には、温度が下がっていない。

やはり冷却ファンの羽根に汚れが付いている可能性もあるのでは？

(サービスプロバイダやAppleStoreのジーニアスバーで掃除をしてもらうか、冷却ファン自体を交換)

あと、Macs Fan Controlでファンの回転数は調整できるけれど、放熱が追いつかないような回転数にすると、CPUの焼損防止機能でCPUの動作速度が強制的に下げられてしまうCPUのスロットリングが起きるので、性能が低下します。

CPUのスロットリングについては、下記ページを参照。

Intel - トラブルシューティング：スロットリングとは何ですか? またどのように解決できますか?

2019年のMacBook Airに採用されているCore i5-8210YのT-Junctionの温度は100度。

インテル® Core™ i5-8210Y プロセッサー

センサー温度による制御も、設定するセンサーによっては、かえって故障を引き起こす可能性が高くなるので、基本的にはApple標準の設定から弄らないこと。

（回転数が高すぎる状態が続くと、ファンの寿命が縮まるけれど…）

Google Chrome が最新バージョンであることを確認してください。2024/03/02 現在 Google Chrome の最新バージョンは 122.0.6261.94 です。

「Google オフライン ドキュメント」拡張機能を使用している場合は無効にするかアンインストールしてみてください。

sudden high cpu usage with google chrome - Apple Community

他にも問題がありそうな拡張機能があれば無効にするかアンインストールしてみてください。

Apple Diagnostics を試すこともできます。

Apple Diagnostics を使って Mac をテストする - Apple サポート (日本)

セーフモードで起動してから再起動すると簡易メンテナンスを実施できます。

Mac でセーフモードを使用する - Apple サポート (日本)

改善しない場合は新規アカウントでも同様かどうか確認してください。

Macの「ユーザとグループ」設定を変更する - Apple サポート (日本)

so9173 さんによる書き込み：

しかし現在Google Chromeにてタブを5つ開き画像検索等していると、ファンがうるさくなり本体があつくなってきています。。

新規アカウントでも同様でしょうか。なお「新規アカウント」は（Google アカウントとかではなく）Mac の別のアカウントのことです。

Macの「ユーザとグループ」設定を変更する - Apple サポート (日本)

Safari や Firefox でも同様でしょうか。

GPU の動作状況も確認してみてください。

MacのアクティビティモニタウインドウでGPUの動作状況を表示する - Apple サポート (日本)

スクリーンショットを見ると CPU が暴れているので（且つ GPU もそこそこ暴れているので）ファンの音が大きくなるのは正常だと思います。というわけで開いているタブに原因があるのではないでしょうか。

私のMacBookPro (2019 / Intel) 、また妻のMacBookAir (2019 / Intel) もよく似た同様の症状がでています。

皆様がおっしゃるように Chrome タブが多いことの影響もありそうなのですが、私の場合ここ4年ほど同じようなずっと同じような使い方をしていて、ここ2〜3ヶ月になって、急にファンがよく回るようになりました。（妻のはここ1ヶ月）。そのため、Chrome や MacOs のバージョンによってもなにかの影響がでているように疑っているのですが、あまり深追い調査できていません。

ホコリなどによるファン冷却性能の低下も疑っているのですが、同時期に発生し始めた別の問題として、Chromeを開いたままスリープモードにすると、かなりの確率でファンが回り続けてるようになってしまっています。これは冷却性能では少し説明がつきにくいようにも思います。ただ、根本原因が同じなのかどうかはわかりません。Chrome を完全に落として、少し落ち着けてからスリープモードにすると大体の場合はおとなしく寝てくれるようです。（たまにそれでも暴走しています）

CPU・GPU負荷に関しては、試しにChrome設定で「ハードウェアアクセラレーション」をオフにすると、問題が多少緩和するようです。ファンも回りにくくなりますが、やはりWEBサイトによっては動作がカクつくようになります。Googleマップのズームもカクつきますので、これは私は不便で避けました。

やはり気になるのは、なぜ「急に」問題が発生し始めたのかという点です。他のフォーラムでも同様の症状を検索してみると、昔から同様の症状がちらほらと報告が見られますが、なにか明確な解決にたどり着いたスレッドは今のところ見つけられていません。

いったんジーニアスバーでの相談を検討しています。

なにも解決にもアドバイスにもならず恐縮ですが、ご参考までの情報共有でした。