はに様、粕谷様、返信ありがとうございます。そして皆様からの情報のおかげでMacの知識も深まり、光明が見えてきた矢先のことです。
遺品のMacBook Air、とうとう故障してしましました。
CPU他メモリSSDも動作していそうで、本体は熱くなりファンも回転している様子なのですが、液晶は真っ黒でリンゴが光りません。ヒンジを堺に通電していないかも知れません。アップルストアではサポートしてもらえない機種らしいので、ほぼ諦めています。ここ数週間の努力の末がこれです。
さて、High Sierraのクリーンインストール失敗に端を発したこの度のIssueについて、私なりに結論を出しました。内臓SSDがやはり原因だったかもしれません。ただ、明白なエラーは検出されたわけではありません。信頼性という意味で低かったとういうしかありません。
下記にこれまでの経過を報告します。長文になりますのでご注意ください。
皆様本当にありがとうございました。
色々試しましたが、command + option + R によるHigh Sierraのインストールは何度やってもダメでした。
オークションサイトで入手した製品付属のリカバリUSBディスクを使ったインストールはできました。少なくともSnow Leopardで使うことは可能ということです。
Snow LeopardはMac経験の浅い私にとっても不安定なOSに感じました。大きなファイルのコピーがうまくいかないこともあり、インストールの失敗経験を踏まえるとSSDは疑わしいのですが、ディスクユーティリティでエラーが検出されることは最後までありませんでした。
次に試みたのがEl Capitanへのアップグレードです。Appleのサイトで公開されている方法です。pkgをダウンロードしてインストーラを実行するという、今となっては私にとってもすっかり常識と思える方式です。
ところが、今度は6GBのpkgダウンロードがうまく行きません。いよいよSSDが犯人に思えてなりませんが、私はまずWi-Fiを疑いました。
USBのEithernetで試したところ、運良くダウンロードでたので、いよいよ期待を胸にインストーラを起動して内臓SSDにEl Caputanをインストール・・・が、どうしても失敗してしまいます。同じ現象とは言いきれませんが、High Sierraのインストールや、ファイルコピーでも感じたような、ファイルアクセスの途中で中断してしまうように思えます。Wi-Fiは怪しいままですが、いよいよSSDが疑わしいです。Snow Leopardもなんだか信用できません。
次なる作戦はインストールディスクの作成です。これもAppleのサイトに公開されているやり方です・・・が、今度はcreateinstallmediaがエラーで終了します。ネットで調べると、Snow Leopardで動かないのは周知の現象のようです。経験2か月の私にはあまりに試練が多すぎます。
となると、原因を探る意味でも外部USBにインストールするしかありません。再度Snow Leopardをクリーンインストールし、有線でEl Capitanをダウンロードし、インストーラからUSBメモリをターゲットに選びました。なんと、これは成功です。
私はようやくOS X El Capitanを手に入れたのです。USB2.0の物凄く遅いOSですが、実感としてはSnow Leopardより安定しています。もちろん、これでは実用的ではないので、懲りずに内臓SSDをEl Capitanにします。もはやHigh Sierraは眼中にありません。
USB起動の超SlowなEl Capitanから内臓SSDにダウンロードしてあったcreateinstallmediaで別のインストールメディアを作成したところ、これもうまくいきました。
初めて作ったOS Xのインストールメディアです。動作するかどうか不安のまま内臓SSDの動作可能なSnow Leopardを消去したくないので、まずは更に別のUSBメモリにインストールしたところ数時間かかって成功。いよいよ満を持して内臓SSDにインストール・・・なのに、またまたうまくいきません。ログにはLanguage Chooserからのエラー"TSplicedFont failed creating descriptor・・・"で、これもネット上に多数報告されています。サポートが終わったOSの既知の問題に遅ればせながら直面しているわけです。
最終的にとったソリューションは、インストールメディアの動作確認用に作成したEl Capitanインストール済みの別のUSBメモリを使ってイメージコピーです。command + option + R からディスクユーティリティの復元を使いました。
・・・
iTunesのアップデート後、マシンを再起動した際に液晶画面が暗くなりました。
これが最期です。
しかしその数十分前、最後の最後に遺品のMacBookがEl Capitanで動作するところを私はこの目で見ることができました。
辛くも楽しい日々でした。